わさびの栽培条件というと、真っ先にきれいな水が思い浮かぶのではないでしょうか?
そもそもなぜきれいな水が必要なのでしょうか?
栽培が難しいと言われているのはなぜなのでしょうか?
ここではわさびの栽培条件や栽培方法についてご紹介します。
わさびの栽培条件は?
わさびの栽培で重要になるのは、水温や気温です。
わさびの生育に最適な温度は12~15度とされているそうです。
夏場でも涼しいことが条件になりますね。
28度を超えると日焼けを生じたり、軟腐病の発生が多くなるようです。
水温も最適な温度は12~13度で、年間を通して8~18度の範囲となるのが条件になるようです。
また、日当たりも当たりすぎはわさびに良くないようで、栽培適地は北・東北・北東の向きがいいそうです。
わさびの栽培はなぜ難しいの?
わさびの辛み成分はアリルイソチオシアネートと呼ばれる成分です。
このアリルイソチオシアネートは、他の植物の生育を阻害する効果があるようですが、なんと自分自身の成長も阻害してしまうようなのです。
この成分があるとわさびの根茎が太く育たず、わさびの収穫ができないのです。
そうならないように、流水でアリルイソチオシアネートを常に流していかないといけないようです。
これがわさびの栽培が難しいと言われる一番の原因のようですね。
わさびの栽培方法は?
わさびには様々な栽培方法があるようです。
主な栽培方法と特徴をご紹介します。
畳石式
極めて水量の豊富な自然条件に支えられている方法です。
傾斜地を段々畑にして栽培する方法です。
伊豆の天城地方で行われている栽培方法になります。
渓流式
自然の渓流に砂を敷いて田を作り、大きな石で苗を押さえて栽培する方法です。
地沢式
渓流式を改良し、畳石式のようにわさび田を作って栽培する方法です。
少ない湧水での栽培が可能です。
平地式
平坦な土地を1~2m掘り下げ、畦を作って植え付けて栽培する方法です。
川床や河川敷の下を流れる伏流水を利用する方法になります。
まとめ
わさびは栽培条件がいろいろあり、沢わさびを栽培するのは難しいと言われています。
豊富な流水が必要になるので、栽培できる場所も限られてしまいますよね。
畑わさびは涼しい場所であれば栽培できるようですよ。
わさびが栽培したいときは、畑わさびから栽培してみるといいかもしれませんね。
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