わさびといえば、きれいな水でしか育たない、というイメージがありますよね。
栽培するには水が大切、というイメージです。
なぜわさび栽培には水が重要なのでしょうか？
理由が気になったので調べてみました。
わさび栽培には水が重要？
わさびを栽培するには大量の水が必要だと言われているようで、米1㎏を収穫するのに必要な水はおよそ2トンと言われているのに対し、わさび1㎏を収穫するのに必要な水は32トンと言われているそうです。
ものすごい量ですよね。
わさびを栽培するのに水が大量に必要な理由は？
わさびの辛み成分であるアリルイソチオシアネートには殺菌効果があると言われていますが、わさびの芽もこの成分で育つことができなくなってしまうそうです。
そのため清水で常にこの成分を流していなくてはいけないそうです。
常に流水が必要なので、大量の水が必要になるのですね。
ですが、自分の出している成分で、自分が成長できなくなってしまうなんて、なんだか不思議な話ですね。
わさび栽培には水温も重要？
わさび栽培には水温も重要なようで、一年を通して水温が13～16度くらいがいいようです。
ただの雨水だと夏はぬるく、冬は冷たくなってしまうでしょうから、やはり湧水などの水温が安定している流水が必要になるのですね。
意外なことにわさびは畑でも作られている？
わさびといえば水の中に使って栽培されているイメージですが、畑でも栽培されているようです。
この場合は普通に土に植わっています。
このように畑で作られているわさびは、畑わさびと呼ばれているそうで、私たちがイメージしている水の中で栽培されているわさびは、沢わさびと呼ばれているそうです。
畑わさびは沢わさびよりも、辛みや風味が少し劣るようで、主に加工品の原料にされているようです。
畑でわさびが栽培されているなんて知らなかったのでびっくりです。
まとめ
わさびを栽培するのには大量の水が必要で、わさびが出している辛み成分から、わさび自身を守るためだそうです。
さらに水温も一年を通して一定になっていないといいわさびができないようで、これらを満たすために大量の湧水が必要になるようです。
きれいな水、というよりも、大量の湧水が必要になるようです。
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