日本で、ワサビを一番多く栽培しているのは長野県ですが、その長野県でも最近は、栽培面積、生産量ともに激減していると言われています。
ワサビの栽培に重要な地下水が減少していることが原因と言われています。
また、それ以外の問題からも日本のワサビ農家は減少していると言われています。
ワサビは日本原産の植物で、以前は日本でだけ食べられるものでした。
ところが、今では海外でワサビを栽培するところがあるそうです。
海外での日本食ブーム
もともとは海外に日本食レストランが出来たのは、海外に進出した企業で働く日本人や、海外に旅行で来た日本人、現地の日系人向けだったそうです。
海外での健康志向の高まりと寿司ブームがあり、和食のヘルシーさが注目されるようになって、海外で日本食がブームになりました。
日本食ブームなどにより海外での日本の食材の生産も促され、醤油、味噌、豆腐、日本酒などアメリカやオーストラリアなどで生産されて、またその国から他の海外へも輸出されるようにまでなっています。
海外でも栽培されるようになったワサビ
海外で日本食を食べる人が増えて、ワサビも本物が食べたいと言う声から栽培が試みられ、栽培に成功した国で台頭してきた国は、イギリス、オーストラリア、カナダだそうです。
イギリスではクレソンの水耕栽培が盛んだった綺麗な地下水が豊富な地で栽培され、オーストラリアでも綺麗な水と恵まれた環境の土地で栽培されています。
カナダの場合は、驚くべきことに水耕栽培が基本のワサビを、独自の温室栽培技術で栽培してアメリカやヨーロッパに輸出しているそうです。
まとめ
ワサビは魚介だけではなく、色々な肉とも相性が良いので、海外で栽培されるワサビも日本料理以外からも需要があるそうです。
あるハンバーガー店ではクリームソースとワサビを混ぜたものを、ハンバーガーやフライドポテトにつけて食べたり、チーズと合わせて食べられたりと様々な使い方が見いだされているようです。
日本のワサビ農家が減少している原因には、海外で栽培されるようになったワサビを日本も輸入するようになったことも関係していると思われます。
ワサビの加工品には輸入品でも十分なので、輸入物で済まされるようになったということなどが考えられます。
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