みなさんが毎日のように食べているサラダの中に入っているのがレタスです。
レタスと言えば誰もがこの野菜とわかるほど、ポピュラーな存在になっています。
では、レタスの名前の由来を知っているかと言われると、御存じない方の方が多いのではないでしょうか。
レタスの原産国はどこなのか?
日本では、長野県が生産量出荷量共に日本一ですが、レタスの原産国となると、どこなの?となります。
確かに現在では、世界的に見れば、中国、アメリカの生産量がその多くを占めています。
日本の年間生産量である約58万トンは世界でも7番目の生産国となっています。
では本来のレタスの原産国はどこなのか?と言うと、実は地中海沿岸や西アジア原産のキク科の植物になります。
この原産地域から考えると、主にヨーロッパ系で栽培されていた野菜と考えるべきでしょう。
レタスが栽培され始めたのは、紀元前6世紀からアケメス朝ペルシアで栽培が開始されたと言われています。
紀元前6世紀ですから既に栽培が開始されてから2600年以上も経過している事になります。
古代ギリシャやローマでは、レタスは安眠が出来る薬的な要素で食べられていた事がわかっています。
但し現在のような玉レタスが広まったのは16世紀ごろといわれていますから、古代ギリシャ人やローマ人が食べていたレタスは玉レタスではないとも考えられています。
見た人が生き残っていないので真実は闇の中なのですけどね。
レタスの名前の由来は!?
レタスの歴史が多少わかった所で、レタスの名前にはどんな意味があるのでしょうか。
実はレタスは茎を切ると、そこから白い液体を分泌してきます。
これはキク科の植物全般に言えることですから、タンポポも切ると白い液体が出てきます。
この白い液体に名前のヒントが隠されているのです。
この白い液がどうも、昔の方には乳液のように見えたのでしょう。
この乳液をラテン語で言うと「lac」「lact-」から出てきた言葉の様です。
そこから発展して「lactuca」(ラクチュカ?)と呼ばれるようになります。
それから、フランス語に変換されると「laitue」や複数形で「laitues」と変化していきます。
この当たりの発音ははっきり言ってわかりません。
14世紀のフランスと言うとベルサイユのバラのフランス革命よりも、だいぶ前の話になりますからね。
この頃はイギリスとフランスの百年戦争の時代になります。
この時に、レタスがイギリスに渡り「lettuce」と言う英語が出来たとも考えられます。
この百年戦争がなければレタスがイギリスで広まる事がなかったと言う事にもなるのでしょうか!?
レタスの名前の由来を知ってから、レタスを見たり食べるたびに「あ、白い液のやつ」ってなるhttps://t.co/qM2NPssRH3レタス
— ねーぶるさん (@Navel2017) 2017年9月24日
まとめ
レタスの原産地や歴史・名前の由来を紹介してきました。
かなり世界史感が強くなってしまいました。
レタスを食べる時には古代ギリシャやローマの出来事を思い浮かべながられ食べなくてはなりませんね。
朝の忙しい時にそんな時間は有りませんが、ちょっとした鼻高さんになるにはこれくらいの知識があった方がいいかもしれませんね。
レタスのウンチクを語った所で、軽くあしらわれてしまいそうですけどね。
check①☞野菜についた農薬をすばやく落とす!鮮度もサポートしてくる〇〇が話題!?check②☞安心で安全!オーガニック有機野菜が買える今話題の宅配野菜ランキングはこちら➹
今のあなたにおすすめの記事