日本では避けて通れない憂鬱な季節、梅雨が存在しますが、北海道には、梅雨がないというのは本当でしょうか?
この梅雨時期は、蝦夷梅雨というのも存在し、全国どこもぐずついた天気になるのは避けられないようです。
しかし、梅雨というのは、大切な意味を持っていると言えそうです。
それは、梅雨が食物の生育に欠かせない、大切な時期となりうるからでしょう。
梅雨という文字に含まれる梅についても、同様に重要な意味が潜んでいるようです。
ここでは、日本人と昔から密接な関係のある梅そのものについて、健康面での意味や期待できる効果などについて、お話したいと思います。
梅雨という呼び方は江戸時代から!?
梅雨は、日本にだけあるものではないそうです。
中国では、梅雨のことを「メイユー」と呼ぶそうです。
日本で梅雨という呼び方が普及したのは、江戸時代からだそうです。
語源的には、「露」という意味の文字が起源だそうで、そこから変化したものが梅雨だそうです。
しかし、「梅の実が熟す季節の雨」というのがどうも語源発祥のようで、中国でも日本でもこの説が有力のようです。
最古の梅干しは室町時代のもの!
梅の実は昔から、治癒力があるように思われていて、その効果を利用して疫病や色んな病気を治したという言い伝えが残っているそうです。
何といっても、漬け込んだ梅干しとして食すことが、昔から定番であったようですね。
梅干しを食べることが、日本古来から一般的であったというのは、何となく、今も昔も変わらないな…という、ほのぼのとした親近感を覚えるのは私だけでしょうか?
平安時代に遡ること、梅干しと昆布茶を飲んで疫病退治をしたという村上天皇の話や、戦国時代、大名が戦場での兵糧として、梅干しを作ることを奨励したという話など、色々言い伝えがあるのは、興味深くて面白いですね。
因みに、現在も生き残っている、最古と思われる梅干しは、なんと室町時代に漬けられたものだそうです!
クエン酸の効果が素晴らしい!?
現在、梅干しの効能、効果など、科学的に色々検証されているそうです。
梅干しの酸っぱさのもとであるクエン酸ですが、これは疲労回復効果が高く、疲れの原因である筋肉中の乳酸を分解し、抑制する効果が期待できるそうです。
また、血液中の乳酸にも良い効果が期待できるので、動脈硬化やリュウマチ、また女性には有難い冷え性対策にも、梅が大変効果的であると言われています。
加えて、クエン酸というのは、食中毒の原因である細菌が増殖するのを防ぐ効果が期待できるそうですので、食べ物が腐るのを防いでくれるようです。
湿気の多い時期には、大変有難い成分と言えるでしょう。
白いご飯に梅干しの「日の丸弁当」というのがありますが、これも実は湿気の強い日本では大変、理にかなった、よく考えられた弁当ということなんですね。
【梅(ウメ)】
殺菌作用があり、酸味成分クエン酸が疲労や肩こり、食欲不振に効果的。
腸の働きを良くして、下痢を改善します。
また、のどの腫れや痛みを和らげます。— 漢方養生bot (@kanpo_yojo_bot) 2018年3月22日
まとめ
梅干しには期待できる優れた効果が多いようです。
唾液分泌を促進したり、がんの元となる活性酸素を除去する効果に期待できるそうです。
内臓を活発化して、消化吸収を助ける効果もあると言われているので、イイことだらけのようですね。
梅雨の時期、長雨だと気分も落ち込み、意味もなく沈みがちですよね。
食欲が減退し、体調も優れない…。
そんなときこそ、日本の昔からの知恵、梅干しパワーで梅雨を乗り切ろうではありませんか!
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