大根の辛くないおろし方という得ワザについてですが、特別な器具や道具など使わず、簡単にできる方法があるそうです。

適当な大きさで輪切りにした大根を縦にして、さらに4等分に切ります。

尖った面の方を下にして、縦方向に優しくおろします。

これだけのことなのに、驚くほど、大根の辛さを抑えられるそうです。

本当にこれだけで、辛くない大根におろせるのでしょうか?

大根 辛くない 切り方 おろし方

縦方向に並んでいる大根の細胞

大根の辛くない切り方においても言えることですが、大根おろしが辛くなるのは、おろすときに細胞が破壊されイソチオシアネード(辛味成分)が発生するためです。

大根の細胞は縦方向に並んでいるため、縦方向に大根をすることで細胞が破壊されにくく、辛味成分も出なくなるようです。

辛味成分の数値を測った場合、縦方向にすりおろした大根は横方向におろした大根に比べ、、辛味成分が3分の2まで抑えられたそうです。

おろし方で色んな用途に使える

辛くない方の大根おろしは、素材の味を堪能できるメリットを活かし、天ぷらや卵焼きなどに活用できます。

天ぷらなどの盛り付けに使う大根おろしは、縦方向におろしたものを使いましょう。

一方、脂っぽい料理であったり、蕎麦に活用する場合は、辛味が多少強めの大根おろしが合うかと思いますので、縦方向ではなく、横方向に激しくおろすと良いでしょう。

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切り方やおろし方で辛味を抑えられる

大根の辛味の原因は、辛味成分のアリルイソチオシアネードという芥子油とのことです。

この物質自体、大根の中にそのままの形で存在しているわけではありません。

イソチオシアネートは大根のすりおろし方や、切り方によって、生成される量も違ってくるようです。

辛くない大根の切り方をするために、どういう点に気をつけたらよいか、また、大根のおろし方も、どのようなおろし方をすれば辛くない大根おろしが味わえるか、工夫次第で簡単に解決できるようですね。

まとめ

大根をおろしたり、切ったりすることで、大根の細胞が壊れ、化学反応を起こし、その結果、イソチオシアネートが発生するそうです。

イソチオシアネートですが、大根の先端部分ほど含有量が多いとのことです。

先端部は、葉に近い部分の約10倍もイソチオシアネートが含まれているので、先端の部分はかなり辛味が増していると思います。

従って、大根の切り方としては、先端部分は使いづらいので、なるべく使わないことにして、料理に使う場合は、辛味の少ない中央部分を使う切り方がおすすめです。

辛味を減らしたいという方は、切り方に工夫しましょう。

極力、くびの方を使い、辛味の多い皮の近くは使わないようにして、芯の部分を使うようにすると辛味はだいぶマシになるようですよ。

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