大根の辛くないおろし方という得ワザについてですが、特別な器具や道具など使わず、簡単にできる方法があるそうです。
適当な大きさで輪切りにした大根を縦にして、さらに4等分に切ります。
尖った面の方を下にして、縦方向に優しくおろします。
これだけのことなのに、驚くほど、大根の辛さを抑えられるそうです。
本当にこれだけで、辛くない大根におろせるのでしょうか?
縦方向に並んでいる大根の細胞
大根の辛くない切り方においても言えることですが、大根おろしが辛くなるのは、おろすときに細胞が破壊されイソチオシアネード(辛味成分)が発生するためです。
大根の細胞は縦方向に並んでいるため、縦方向に大根をすることで細胞が破壊されにくく、辛味成分も出なくなるようです。
辛味成分の数値を測った場合、縦方向にすりおろした大根は横方向におろした大根に比べ、、辛味成分が3分の2まで抑えられたそうです。
出し巻き卵には大根おろしだろ。上部には辛味成分が少ない。逆に先に行くほど辛くなる。上部をやさしく、円を描くようにおろせば甘みのある大根おろしになるぜ。
— サンジ (@sanji23bot) 2018年3月7日
おろし方で色んな用途に使える
辛くない方の大根おろしは、素材の味を堪能できるメリットを活かし、天ぷらや卵焼きなどに活用できます。
天ぷらなどの盛り付けに使う大根おろしは、縦方向におろしたものを使いましょう。
一方、脂っぽい料理であったり、蕎麦に活用する場合は、辛味が多少強めの大根おろしが合うかと思いますので、縦方向ではなく、横方向に激しくおろすと良いでしょう。
切り方やおろし方で辛味を抑えられる
大根の辛味の原因は、辛味成分のアリルイソチオシアネードという芥子油とのことです。
この物質自体、大根の中にそのままの形で存在しているわけではありません。
イソチオシアネートは大根のすりおろし方や、切り方によって、生成される量も違ってくるようです。
辛くない大根の切り方をするために、どういう点に気をつけたらよいか、また、大根のおろし方も、どのようなおろし方をすれば辛くない大根おろしが味わえるか、工夫次第で簡単に解決できるようですね。
まとめ
大根をおろしたり、切ったりすることで、大根の細胞が壊れ、化学反応を起こし、その結果、イソチオシアネートが発生するそうです。
イソチオシアネートですが、大根の先端部分ほど含有量が多いとのことです。
先端部は、葉に近い部分の約10倍もイソチオシアネートが含まれているので、先端の部分はかなり辛味が増していると思います。
従って、大根の切り方としては、先端部分は使いづらいので、なるべく使わないことにして、料理に使う場合は、辛味の少ない中央部分を使う切り方がおすすめです。
辛味を減らしたいという方は、切り方に工夫しましょう。
極力、くびの方を使い、辛味の多い皮の近くは使わないようにして、芯の部分を使うようにすると辛味はだいぶマシになるようですよ。
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