クレソンを熱帯魚用水槽に入れてみたところ、景観がぐっとよくなるといったことがあるようですが、クレソンのような水草を入れたからと言って水槽内の環境が、劇的に変わるというわけではないようです。
熱帯魚によっては、水草が稚魚の隠れ家的な存在になったり、有機物の吸収によって水質の浄化作用を促したり、微生物の発生を盛んにしたりと、色々効果が期待できるようですが、クレソンの場合、そのような好ましい効果はどうやら期待できないようです。
水槽でクレソンを栽培するコツ
クレソンを完全な水中で育成するのは難しいようですので、CO2添加といったような水槽内の環境配備が必要となってくるそうです。
従って、安易にクレソンだけを水槽に入れ、熱帯魚などと一緒に育てるのはやめた方がいいようです。
テラリウムなどで、クレソンの葉が外に出た状態で、根元が水槽内の水に浸かっているような環境でクレソンを育成するのなら、難しいこともないようなのです。
クレソンを熱帯魚の水槽で栽培することをお考えの方は、このように、クレソンの葉が空気中に出た状態で、根元だけ水槽内の水に浸かるようにすれば、問題なく水槽でクレソンの栽培はできると思います。
完全な水中化は難しいクレソン
クレソンを水槽内に一時的に、植えるということはできると思いますが、水槽内で完全に水中化して栽培するのは、難しいと思います。
クレソンという植物は、水草としては難易度が高いと思いますので、水槽内で水中栽培するのは、長期的には無理だと思った方がよいでしょう。
やがてクレソン自体が、溶けてなくなるそうで、おすすめできない水草と言えるでしょう。
冷水域での繁殖力がハンパない
クレソンは、ヨーロッパ原産の植物で、熱帯魚用水槽内で育てるにはやや扱いが難しいようですね。
環境が合わない場合、溶けてくるそうですから…。
高水温になると特に要注意ということで、溶けだすことは必至でしょう。
一方、冷水域での繁殖力はすさまじいもので、各地で問題視されることも多いようです。
因みに、クレソンが国内に移入された際は、野菜のような食用植物として、取り扱われたようですね。
まとめ
クレソンを熱帯魚水槽に入れて栽培するのは、なかなか趣味がいいなーと思うのですが、それは、クレソンのきれいな緑が水槽内でよく映えるため、景観の良さからそう感じるのでしょう。
クレソン全部を水中に沈め、育成するのは無理とのことなので、クレソンの葉は水槽の外に出すようにして、根っ子だけ水に浸る状態で栽培をすれば、問題なくクレソンの栽培ができるようですので、熱帯魚を飼っていらっしゃる方は、是非、一度お試しください。
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