自生のふきはほぼ日本全土に分布しています。
ふきは平安時代から食べられていた記録があり、生産もされていました。
とても親しみやすい作物です。
春になるとふっと食べたくなる独特の香りと味です。
ふきの生産量日本一は愛知県知多半島です。
つまり、ふきの生産量世界一ということになります。
愛知県はふきだけつまなく、農業が盛んな県です。
愛知県のふき
生産量日本一の愛知県のふきは『愛知早生フキ』と命名されています。
今の東海市です。
二百年前に知多半島の庄屋さんの家で代々栽培されていたのが今に繋がっているといわれています。
明治中頃から栽培が盛んになり、愛知県の伝統野菜に指定されています。
知多が全国最大の産地になっています。
自生のふきは4月が旬ですが、知多のふきは10月から翌5月に収穫します。
知多のふきはビニールハウスで促成栽培と抑制栽培を取り入れ7ヶ月もの間出荷されています。
その出荷量は4キロのケースで80万ケースにのぼります。
また技術研究も盛んに行われています。
試食会などのイベントの企画やリーフレットの作成などPRにも前向きでトップの座を維持しています。
まとめ
ふきの生産は自動化しにくく、手作業によるところが大きいとされています。
6つの等級に分けて出荷するのも、ふきには茎に曲がりがあるため手作業になります。
等級は長さで決めています。
生産者が専用のフイルムシートて巻き、箱詰めから出荷までを行なっています。
ふきは1mにもなるため、手作業での刈取りも容易なことではありません。
知多のふきは味も香りも他を凌いでの日本一だと評価を得ています。
愛知県のふきは27年度の生産量は4602tで全国の生産量の40%を超えています。
2位は群馬県、3位は大阪府となっています。
愛知早生、徳島1号、愛経2号などがあります。
またふきの薹も新品種が発表されています。
よく食べられている山菜はタラノメ コシアブラ ミズ セリ タラノメ ワラビなどです。
好きな野菜ランキングにふきは入っていませんが、好きな山菜ランキングになれば、ふきはトップになるかも知れません。
山菜はアク抜きのひと手間がかかりますが、水煮はすぐに使えます。
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