紅芋とは別に紫色と呼ばれる芋も存在しますが、紅芋と紫芋の違いをご存知でしょうか?

紅芋と紫芋の違いについて調べてみたので、まとめてみました。

さつまいも 紅芋 違い 安納芋 紫芋

紅芋と紫芋の違いは?

紅芋は沖縄県や亜熱帯地域で栽培されていて、見た目は普通のさつまいもですが、切り口が赤紫色の芋のことを紅芋または紅山芋と呼びます。

紅芋はダイジョと呼ばれる種類の芋でヤムイモの一種です。

紅芋という呼び方は沖縄特有のものだそうです。

紫芋はさつまいもの一種で皮だけではなくて皮の中まで鮮やかな紫色をしている芋です。

アヤムラサキ・ナカムラサキ・パールスイートロード・種子島紫などのさつまいもの中で紫色の品種のものを紫芋と呼びます。

紫芋と呼ばれる品種のさつまいもを切ってみると、鮮やかな紫色や赤みを帯びた色をしています。

紫芋について

一般的なさつまいもと比べると著しく紫色の色素成分アントシアニンが多くて、加熱しても濃い紫色が残ります。

紫芋にはアントシアニンが豊富に含まれているので、強い抗酸化の働きによる老化や発がんの予防効果に期待できると言われているほかに、目の網膜視細胞で光を伝達するロドプシンの再合成を促進する働きもあると言われております。

紫芋の100gあたりのカロリーは、およそ133kcalで糖質量はおよそ31.7gになります。

紫芋の旬の時期は地域によって違いがありますが、9月下旬~11月初旬に収穫します。

美味しくなる時期は収穫してからおよそ2週間~3週間後なので、旬の時期は10月中旬~12月になります。

紫芋は糖度が低めで甘味が少ないので、茹でたり蒸したりしたものをペーストにして、スイートポテトやタルトなどのスイーツやお菓子に使われます。

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さつまいもの品種の安納芋とは?

安納芋は種子島の特産として知られているさつまいもです。

水分が多くて粘質性で、焼くとクリームのようにねっとりとした食感になります。

糖度が非常に高くて生の状態でおよそ16度前後で、じっくりと時間をかけて焼くことで糖度がおよそ40度前後になるそうです。

安納芋の品種やブランドには、安納紅・灯籠蜜いも・安納こがね・フルーツこがねなどがあります。

安納芋の収穫時期は9月くらいから12月にかけてで、旬の時期は収穫後2週間~3週間後なので10月中旬~12月になります。

まとめ

紅芋を紫芋、紫芋を紅芋と呼ばれる場合もあるそうです。

沖縄で紅芋、それ以外の地域では紫芋と呼ばれることが多いそうです。

初めて違いを知りました。

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