見た目さつまいものようなヤーコンをご存知でしょうか?
オリゴ糖が多く含まれている野菜です。
そこで、ヤーコンとさつまいもとじゃがいもの違いについて説明します。
ヤーコンとさつまいもとじゃがいもの違いは?
- ヤーコン
キク科スマランサス属の多年草です。
根にフラクトオリゴ糖が多く含まれていて、なしのような食感と甘味があって生食も出来ます。
100gあたり54kcalです。
- さつまいも
ヒルガオ科サツマイモ 属の植物です。
別名甘藷(かんしょ)・唐芋(からいも、とういも)・琉球薯(りゅうきゅういも)・とん・はぬすなどと呼ばれる場合もあります。
100gあたりおよそ131kcalです。
- じゃがいも
ナス科ナス属の多年草の植物です。
馬鈴薯(ばれいしょ)と呼ばれることもあり、でんぷんが多く含まれています。
100gあたりおよそ76kcalです。
ヤーコンとは?
ヤーコンは見た目がさつまいもに似ていますが、食感がホクホクではなくて、なしのようにシャキシャキした食感をしています。
フラクトオリゴ糖を多く含んでいて、ほんのりと甘味があって水分も多く生でも食べることが出来ます。
果肉は基本的にクリーム色ですが、白っぽい色のものやオレンジ色がかったものもあり、皮の色もベージュや紫色など品種によって違いがあります。
ヤーコンは10月~12がつにかけて収穫されて、収穫後1ヶ月~2ヶ月保存されます。
旬の時期は11月~2月までです。
ヤーコンの選び方のポイントは、なるべく太過ぎないもので、表面に傷など無いものを選ぶようにしましょう。
切り口がしっかりしているものを選び、干からびてしぼんでいるものは避けましょう。
手に持った時に表面が硬くて張りがあり、しっかりと重みのあるものを選びましょう。
柔らかくて弾力があるものは鮮度が落ちています。
ヤーコンは収穫後直ぐよりも1週間~2週間貯蔵した方が甘味が増します。
ただし、フラクトオリゴ糖は新鮮なものに多く含まれているので、貯蔵することによりフラクトオリゴ糖がしょ糖などに分解されて甘味が増しますが、その分フラクトオリゴ糖は減少してしまいます。
フラクトオリゴ糖の働きを期待するのなら新戦なものを選ぶようにしましょう。
新鮮なものは果肉の切り口が白っぽくて、貯蔵されて甘味が増すにつれ黄色からオレンジ色に変わると言われております。
ヤーコンの保存方法と食べ方は?
1本ずつ新聞紙に包みポリ袋に入れて冷暗所や冷蔵庫の野菜室で保存します。
乾燥に弱いので注意しましょう。
保存状態が良ければおよそ1ヶ月くらい日持ちしますが、購入後出来るだけ早く食べるようにしましょう。
ヤーコンの食べ方は、ヤーコンは生でも食べられるので、スライスしてサラダ・炒め物・酢の物・煮物・和え物・揚げ物など幅広い料理で食べることが出来ます。
まとめ
オリゴ糖が豊富に含まれているヤーコンは、腸内環境を整え便秘改善になるので便秘気味の人に良いなと思いました。
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