食物繊維が豊富に含まれているさつまいもが、消化に悪いって本当なのでしょうか?
その原因などを調べてみました。
さつまいもは消化に悪い?
さつまいもには食物繊維が豊富に含まれていて、食物繊維は消化酵素では消化出来ない栄養です。
さつまいもは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を含んでおり、このうちの不溶性食物繊維を多く含んでいます。
不溶性食物繊維は水に溶けずに、余分な水分を吸収して便のかさを増す働きがあります。
消化されにくい栄養素と食べ物は?
タンパク質と脂肪は消化されにくい栄養素で、この2つの栄養素の豊富な肉・魚類・牛乳・乳製品は消化するのに時間が掛かります。
胃で消化されるのにおよそ1時間半以上時間が掛かり、排泄までにはおよそ1日~2日くらい掛かると言われております。
それだけ体内に留まる時間が長くなるために腐敗もしやすくて、肉を食べると排泄物・おなら・体臭が臭くなるというのは、肉や魚が消化されにくいという性質が関係しているからです。
野菜や果物も麺類やお菓子に比べて消化に時間が掛かり腸内に留まりますが、これらは豊富に食物繊維含まれているため腸内に留まることで、腸内を清掃して腸内環境を整える働きがあります。
消化されにくい食品は、肉・魚類・牛乳・乳製品・さつまいも・玄米・もち米・そば・大豆・ナッツ類・ごぼう・こんにゃく・きのこ類・柑橘系の果物・すいか・パイナップル類などです。
消化器系に負担をかけると起こる病気は?
便秘・糖質や消化に悪いものを摂取し過ぎると、便秘になってしまいます。
- 逆流性食道炎
暴飲暴食で消化不良などを起こすと、胃酸が食道まで逆流してしまう逆流性食道炎を起こすことがあります。
- ラクトース不耐性
乳製品に含まれている乳糖(ラクトース)を分解するのに必要な酵素が、体内に存在しない状態のことです。
- セリアック病
小麦に多く含まれているグルテンを食べることで、免疫機能が狂ってしまい腸を攻撃して、栄養失調などの状態に陥ってしまう病気です。
- クローン病
口から肛門に至るまで全ての消化器で炎症を起こしてしまう病気です。
- 大腸憩室症
大腸内の憩室と呼ばれる場所が炎症を起こして、便通異常・お腹が張る・お腹が痛むなどの症状を引き起こしてしまう病気です。
- 過敏性腸症候群
腸の知覚過敏で、大腸が過剰に反応して不快な症状を引き起こします。
まとめ
さつまいもが消化に悪いことは初めて知りました。
消化に悪いのが食物繊維とは驚きです。
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