さつまいもは熱帯性です。
野菜の保存方法を考えるときに、原産国はとても参考になります。
暖かいところの野菜は寒さに弱いのです。
さつまいもはブラジル原産です。
保存に適した温度は12度から18度位です。
冷蔵庫での保存が出来ないのです。
冬の寒さが苦手で寒いところに置くと腐ってしまいます。
野菜室のある冷蔵庫で新聞紙に包んで、さらに発泡スチールに空気穴を2、3箇所開けるとしばらくは持ちます。
そんな手間をかけなくても、冬場でも家の中のちょうどいい場所に置けば日持ちしますし甘さも日に日に増してきます。
二、三週間保存してから調理すると糖化が進みます。
傷ものは保存には向きませんから早く食べてしまいましょう。
さつまいもの貯蔵と糖度!温度の関係
じゃがいもは新鮮な方がみずみずしく良いとされていますが、さつまいもは適正な温度と湿度管理により、時間が経過すると、糖度も上がります。
そのため農家ではとって直ぐのさつまいもは出荷しません。
とってから一本一本虫食いや傷をチェックして、健康ないもだけを貯蔵庫で休ませます。
ここまでの過程でも他に様々手入れをします。
貯蔵庫では品種によって細かく設定を変えて、さつまいもをゆっくり糖化させます。
一定期間すぎると水分が抜けて糖分が凝縮し、甘さを増します。
安納芋は掘り立てでも糖度20ほど有りますが、十分保存して糖度を高めると40まで上がります。
他の品種のさつまいもも管理した条件下にあれば糖度は2倍近くになります。
まとめ
さつまいもに限らず昔は冬を越すために、根菜類は庭に土を掘り、埋めていました。
農家や寒冷地ではいまでも、そんな暮らしをしています。
ぬかや籾殻で覆った野菜を発泡スチーロールの箱に入れて、空気穴を空けておきます。
使うときに掘り起こします。
一冬は持ちます。
その間にでんぷん質は糖化して美味しくなります。
1週間とか短い期間なら葉物野菜も同じムロに保存します。
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