なすは紀元前から栽培が行われていると言われる、とても歴史の古い野菜のひとつで、インド東部の原産だと考えられているようです。
5世紀ごろには中国やアフリカで栽培されていたようです。
その後、日本には8世紀ごろに中国から伝わったとされています。
その頃は奈須比(なすび)と呼ばれていたようです。
日本でなじみの深いなすの色は、茄子紺と呼ばれる濃い紺色と言えるでしょう。
この黒にも誓い茄子紺は日本独特のなすの色と言われているようです。
世界で流通しているなすの色は?
日本では黒っぽい茄子紺が主流ですが、外国では白や赤紫、青緑、黄色、白と紫のゼブラ柄などのなすが多いようです。
見た目の色だけでなく、薄い色のなすの皮は柔らかく、苦味などのクセも少ないと言われています。
なすの形も様々で、唐辛子のように細長いものや、丸く小さいサイズのものなどがあるようです。
どうして日本のなすは茄子紺になっている?
茄子紺の色は、皮に含まれているナスニンの含有量だと言われています。
ナスニンなどのポリフェノールは日光を当てることで生成されると言われており、日本ではハウス栽培で紫外線を少なくして、光の量だけを調整するなどを行って品種改良を繰り返した為、ナスニンが大量に生成された、茄子紺色のなすの品種が多く出来たと言われています。
ヨーロッパでは白いなすの栽培が主流で、白い色から卵を連想するため、英語でEggPlantなどと呼ばれているようです。
茄子紺は栄養の証?
茄子紺色のなすには、ポリフェノールの一種「ナスニン」が多く含まれていると言われています。
このナスニンは活性酸素によって起こる脂質酸化を抑えると考えられており、血液をサラサラに保ち、生活習慣病の予防に適していると言われています。
ナスニンにはコレステロール自体を低げる働きもあると考えられているようです。
また、なすにはナトリウムを排出する働きをもつカリウムを含んでいるため、このナスニンの働きと併せて、動脈硬化の予防などにも期待できると言われています。
まとめ
なすの色には様々な種類が存在しており、日本の濃い紫色は珍しいようです。
この茄子紺色は栄養の証でもあるため、皮ごと食べて健康な日々を手に入れましょう。
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