種から栽培すると思った以上に発芽してしまうことがあると思います。

たくさん芽が出てしまった時にどうしていますか?

せっかく発芽したからそのままにしている場合が多いのではないでしょうか。

でも、密集して育てていると生育に良くないんですよ。

そこで、しその芽の間引きについて解説します。

しそ 栽培 間引き

しそ栽培方法の種類は?

しそ栽培は、鉢・プランター・地植えで土に植える栽培方法と、土を使わずに水で育てる水耕栽培があります。

水耕栽培で室内での環境と設備が整えば、一年中冬でも栽培は可能だそうです。

しその芽の間引きについて

しそが発芽してきたら、隣の株との葉が重ならないように間引きをします。

他のと比べて生育の悪いものや茎が変形しているものなどから抜き取ります。

しそをポットで育てている場合は、芽が出てから本葉が1枚~2枚になった頃に間引いて、生育の良い苗を一本立てにします。

露地栽培でしその種を筋蒔きした場合は、発芽が揃った頃が1回目の間引きのタイミングになります。

2回目以降の間引きは、葉が混み合った頃に何回か行うようにします。

最終的に株間がおよそ30cm~40cmになるように、生育が良い苗を残して順次間引くようにします。

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なぜ間引き作業が必要なの?

苗が密集して育つと、苗が密集している場所の土の栄養が減少して、苗の生育が悪くなってしまいます。

密集しているので、日の当たる向きへと茎を伸ばし、茎が曲がって変形してしまいます。

日の光を求めて伸びるので、ひょろひょろの茎になってしまいます。

このようにならないように、成長の遅いもの、葉の形が悪いもの、日の光を求めて茎が変形してしまったものなどを見付けて抜くようにしましょう。

芽は未熟で弱いのですし、密集していると周りの芽も一緒に抜けてしまう場合もあるので、抜き過ぎに注意しましょう。

しその間引きが勿体無いなくてなかなかできない場合には、しその芽は芽じそとしてお刺身のツマやそば、うどん、冷麦、ソーメンなどの薬味としても利用できるので、思い切って間引きをして芽じそとして楽しみましょう。

芽じそは生物の毒消しの働きがあり、酢の物やサラダの上に散らしたり焼肉や鉄板焼きなどのタレに入れたりと豊富に使い道はあります。

まとめ

しその芽を強い苗に育てるためには、間引きすることが必要です。

思い切って間引くようにしましょう。

抜くのが勿体無いと思ったら、芽じそとして活用して下さい。

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