鉄分の量を多く含んでいる、ほうれん草。
貧血予防にも向いている野菜のひとつで、えのきやしめじなどと炒めても美味しいですよね。
また最近だと、なまでもおいしく食べることができる「サラダほうれん草」もありますよね。
サラダほうれん草は、おひたしなどに使うほうれん草と葉の形がちょっと違いますが、一般的なほうれん草も、いくつか種類があるようです。
そこで、葉の形によって栄養成分に変化があるのか調べてみました。
ほうれん草の葉の形の種類と栄養素
緑黄色野菜の中でもビタミンやミネラルが、バランスよく含まれているほうれん草ですが、どのような栄養素が含まれているのでしょうか?
まず、ほうれん草にばビタミンC、ベータカロテン、ビタミンE、鉄分、カリウム、葉酸などが多く含まれています。
生活習慣病の予防にも効果が期待できるといわれているビタミンCですが、鉄分と一緒に取ると体への吸収率が上がるそうです。
ほうれん草には、どちらも含まれているので効率的な野菜ですね。
ほうれん草の種類と葉の形の違い
現在、ほうれん草で主にでまわっているのは、4種類あり葉の形が違うそうです。
種類は「東洋種」「西洋種」「東洋種と西洋種をかけ合わせた交配種」「サラダほうれん草」ですね。
交配種が1番多く出回っているそうです。
葉の形ですが、東洋種は、葉の方に深い切り込みがはいり、ギザギザしています。
また葉の先が少しとがっています。
西洋種は、葉の形は丸く、だ円形でで切り込みがありません。
かけ合わせの品種の交配種は、葉の根本の部分に切り込みがはいり、形は三角に近い剣葉系と、浅い切り込みが少しある丸い形の丸葉系があります。
また、サラダほうれん草は、茎が長く葉の形は細長い丸形で切り込みはありません。
栄養素の違いはあるの?
どのほうれん草でも、基本的に栄養素の違いはないようです。
ただ、東洋種の方が(ギザギザの葉ですね)西洋種よりも、ビタミンやミネラルの量が少し多いようです。
でも現在、ほとんどのほうれん草が交配種なので、お店で買う場合はどのほうれん草も、栄養素の量の違いはないそうです。
また、サラダほうれん草は、アクの成分のシュウ酸を少なめにする品種改良をしたほうれん草なので、生で食べることができるようですね。
そのために、茹でると少し流れてしまうビタミンなどが、茹でない分サラダほうれん草は多くとれますね。
まとめ
ほうれん草は、品種によって葉の形が違いますが、栄養素やその量などは、葉の形によってそんなに変わりがないということを知ることができました。
また茹でずに食べること出来るサラダほうれん草も、食事に取り入れたいです。
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