夏の夜店の屋台で売られているきゅうり、冷えたシャキシャキ感が何ともおいしそうです。
でも、ちょっと待って、そのきゅうりの衛生面は大丈夫でしょうか?
屋台のきゅうりの食中毒とはどのような症状なのでしょう。
原因と予防法についても調べてみました。
食中毒の原因と症状
2016年の花火大会で、冷やしきゅうりを食べた400人以上もの人が『o-157』による食中毒の症状を訴えました。
このニュースで、屋台のきゅうりは食中毒の原因になりうることを知った人も多いと思います。
きゅうりの食中毒、『o-157』による症状とはどのようなものなのでしょう。
屋台のきゅうり『o-157』の原因
屋台で販売されていたのはきゅうりの一本漬けでした。
きゅうりの一本漬けは浅漬けで塩分が少なく作られます。
加熱処理も不要なことから雑菌が繁殖しやすいのですが、特に夏場の時期ということで雑菌の繁殖力が強く、みるみる感染範囲が広まったと考えられます。
『o-157』の症状
『o-157』は大腸菌が付着した食べ物が、人間の体内に取り込まれることによって症状を引き起こします。
通常は2、3日の潜伏期間を経て、嘔吐、下痢、腹痛、発熱が現れます。
下痢症状には血便を伴うものもあります。
お年寄りや乳児、体力の乏しい感染者は重症化する可能性があります。
きゅうりの食中毒予防
屋台の冷やしきゅうりが出店禁止になっている県が増えているそうです。
食中毒を予防するにはどのようなことに気を付けたら良いでしょうか。
生モノは避ける
夏場の生モノは不衛生なことが多く、常に感染経路になりうると予測しておくのが賢明です。
特に小さなお子様のいる方は、いくらお子さんが食べたそうにしていても生モノを与えないようにしましょう。
公衆トイレを使わない
感染者の排便が感染経路になります。
むやみやたらとトイレを使うと、二次感染の原因になりますので、祭り会場のような人の多く集まるトイレは使わないようにすることも大事です。
まとめ
屋台のきゅうりは避けた方が無難ですね。
夏の暑さや梅雨時に大勢の人が行き来するような環境では、いくら気をつけていても雑菌の繁殖を減らす方が難しいと云えるのではないでしょうか。
楽しい筈のお祭りが食中毒になってしまっては、夏の思い出が台無しです。
自己責任と賢明な判断が必要になるでしょう。
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