アスパラガスの栽培にはしっかりとした量の肥料が必要です。
苗の植え付けから、継続的かつ定期的な追肥を繰り返すことになりますので、そのタイミングや量などについてよく知っておくことが大事です。
少しでも長く収穫していけるよう、気をつけてあげたいですね。
アスパラガスの栽培に必要な土の条件は?
アスパラガスは種から育てると収穫までに3年かかってしまうので、苗を購入して植えつけるのが一般的なようです。
植え付けは春先が好ましいとされ、あらかじめ畑の準備をしっかりしておくことが大切です。
よく耕し堆肥などで土を十分肥やすことと、酸性を嫌うため石灰質肥料で中和させて土質を整えておくことが大切です。
なぜ追肥が必要なの?適した時期や与える量は?
アスパラガスは根の成長が旺盛であるため、常に肥えた土作りが非常に大切になります。
別名「畑の豚」といわれるくらいで、適切なタイミングで定期的に追肥をしないと大きく育ってくれません。
そのため、食用となる若茎が生える前の栄養分を与えるタイミングでの肥料が必要となるのです。
実際、アスパラガスの栽培には、毎年3回の追肥を行っていくことになります。
1回目は春先の収穫後、夏の新芽が出る前に2回目の肥料、そして冬の時期に春の芽出しを促進するため3回目というタイミングが一般的なようです。
一株に対して10g程度の肥料を与えるとされています。
肥料の種類は?
肥料には有機肥料と化成肥料あります。
有機肥料には動物性と植物性があり、堆肥や鶏糞や牛糞、骨粉や油かす、米ぬかなどがあります。
自然素材100%の肥料ですので、環境汚染もなく体にもやさしい特徴があります。
また、土中の微生物が増えたり、土質が向上するため土がやわらかくなって通気性や水はけもよくなる利点もあります。
デメリットとしては、効き目が緩やかなことや発酵による異臭や虫の発生などがあり、価格も高くなります。
一方、化成肥料とは、化学的に合成された無機肥料のことを指します。
効果が現れるのが早く、作物の特徴に合わせて効率よく栄養を与えられるという利点があることと、化学合成で作るため大量生産が可能で価格も抑えられるため、現在の主流はこちらになっているようです。
ただし、使いすぎると土壌を酸性にして硬くしたり微生物が住みにくくしたりという悪影響が現れます。
そのため、無駄なく適切に植物を育てるためには有機肥料と化成肥料を合わせて使うことが推奨されているようです。
まとめ
肥料には大きく2つの種類に分けられることがわかりました。
有機肥料は体にやさしくじわじわ効いていく漢方薬のような性質なのですね。
それぞれの肥料の性質やメリットデメリットをよく理解しうまく組み合わせることで、立派でおいしいアスパラガスを栽培したいものです。
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