野菜を育てるときには、まず土をつくることからといいますが、プランターに植える場合は肥料まで入った野菜土が販売されています。
家庭菜園でも本格的な農業を楽しむのなら、土づくりは欠かせませんし、働きなが家計の足しにするのなら、最短距離を進むのも有りですね。
土は野菜に適したpH値にするために、石灰を撒いたり、土に棲む虫の駆除をしたり、堆肥を入れたりと、様々な作業があります。
瑞々しい野菜が実ったときの喜びは努力の勲章です。
自分で手塩にかけた野菜は世界一美味しく感じられます。
自分のライフスタイルに合わせた野菜づくりにチャレンジしてみて下さい。
ニラの栽培に適した土づくり
家庭菜園でも、土壌を整えることは欠かせません。
野菜には適した酸性度がありますから、酸土計は必要不可欠です。
数千円からあ りますから用意しましょう。
ニラに適したph値は6.0〜6.5です。
苗床で育てた苗を植えてかえる3週間ほど前に整えておきます。
耕して、phを測ります。
日本の土は元々酸性寄りです。
酸性が強い場合は貝化石や石灰を入れます。
アルカリ性を酸性に戻すのは大変な作業なので、石灰はひと握りまいて様子を見ます。
元肥と堆肥を入れます。
雨で中和されることもあります。
アルカリ土壌を中和するのには硫安や硫加などの肥料を入れるか、クリーニングクロップといわれるトウモロコシなどの野菜を育てて土を改良します。
堆肥は化学肥料に抵抗があるようでしたら有機肥料を使います。
有機肥料は一般的に酸性ですから、肥料を入れてからもph測定をします。
あくまでも適しているか否かですから、家庭菜園の場合は余程極端な場合を除いて神経質になり過ぎないようにします。
ニラは丈夫で育てやすい作物です。
まとめ
phが値が高い場合、野菜の根を傷めてしまいます。
また根からリン酸を吸収しなくなります。
アルカリ性に傾くとマグネシウムやミネラルを吸収できなくなり、病気の原因になるばかりか、育ちも悪くなります。
四季のある日本では、冬に手に入る野菜が人の命を繋いできたと言っても過言ではありません。
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