栄養価が高いと言われているにんじんですが、自宅の家庭菜園で育てている方も多いのではないでしょうか。
にんじんは比較的栽培しやすいとされていますが、要所で追肥を行う必要があり、それなりに栽培には気をつけなければならないポイントもあります。
追肥とは?
追肥はプランターなどで土を作る際に最初に与えた肥料(元肥)に野菜の成長過程の要所で肥料を追加して与える事を指します。
にんじんをはじめとした野菜は成長をする際に土の中の栄養分を含んだ肥料から養分を摂取して成長します。
土の中の養分を摂取し続けるわけですから、段々と土の中の養分は減っていってしまいます。
そこで、少なくなってしまった栄養分を補充する為に肥料を追加することでより野菜の成長を促すようにするのです。
特にプランターなどで育てている場合は地面とは違い、土の容量が決まってしまっていますので、必然的に含まれる栄養分も決まった量となってしまっているはずです。
追肥をせず土の栄養分が減ってしまうと野菜が大きく育たなかったり、収穫量が減ってしまうだけでなく、野菜が病気になりやすくなってしまったり、害虫被害にあいやすくなってしまいます。
追肥を行うことは野菜を育てる上で大切な作業という事になるわけです。
にんじんの追肥時期
にんじんの栽培に際しての追肥の時期は全体で2回ほど行うとされています。
1回目の追肥時期は、にんじんの苗から本葉が3〜4枚程度出てきた頃に行います。
このタイミングは2回目の間引きをするタイミングでもあるので、間引き後に追肥を行います。
2回目の追肥は3回目の間引き後で時期としては本葉が5〜6枚程になった時期です。
株元に肥料を追加でまき、周囲の土と軽く混ぜ合わせ、株元に寄せておくとよいとされています。
肥料のやりすぎは逆効果!
にんじんをはじめとした野菜を育てる際には肥料をやり過ぎることは返ってにんじんの健康に良くない場合もあります。
肥料をやりすぎると栄養分を摂取しすぎて返って病気になりやすいと言われています。
人間で例えると、高血圧や肥満、糖尿病といった方がイメージしやすいかもしれません。
このように追肥を行わないこともにんじんにとっては良くないですが、肥料を与えすぎることもまた、にんじんにとっては負荷がかかる事のようです。
まとめ
にんじんを育てる上で、栽培前の土作りや水やりなども勿論大切な作業ですが、肥料をやる事もとても大切なようですね。
それにしてもにんじんも人間と同じで栄養過多によって病気になりやすくなるとは。
気を付けて付き合う必要がありそうです。
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