もやしは、日持ちが悪いのが難点ですが、シャキシャキと歯ごたえがあり、ヘルシーな割には食べ応えがあるので、ダイエット中などに、ありがたい野菜です。
もやしの、あの白い部分(主に食べる部分)は、白いけれど、もやしの茎です。
その下に、さらに細く髭みたいになっているのが根であり、一番上の部分は芽です。
もやしの真ん中の茎の部分は、なぜ白いのでしょうか?
もやしとは?
通常、植物の種を土にまくと、種からやわらかい芽が出ます。
その芽の状態が「もやし」だそうです。
もやしは、漢字で書くと、「萌やし」で、若い芽のことを表しているそうです。
そして一般的に、もやしの原料、種になっているのは、緑豆、大豆、黒豆(ブラックマッペ)です。
一番多いのは、緑豆だそうです。
もやしはなぜ白いのか?
もやしの茎が白いのは、暗所で栽培するからです。
「軟白栽培」というようです。
普通に、もやしの種(豆)を外の土壌でまくと緑の茎になります。
もやしは、自分でも栽培することができます。
家の中に暗所を作るか、もやしを栽培する容器が日に当たらないように工夫すれば栽培できます。
自家栽培のもやしは、お店で売っている一般的なもやしよりも細くなります。
理由はエチレンガスという熟成促進ガスです。
このガスを栽培室に循環させると、もやしの上へ伸びようとする成長を抑制する為、横に太く成長するようです。
(すべてのもやしにエチレンガスが使われているわけではありません)
次亜塩素酸水
もやしは、昔は漂白剤を使って白くしていたそうです。
今は法律で出来なくなっています。
しかし、現在もやしの減菌剤として使われている次亜塩素酸水などにも漂白作用があるようです。
これは漂白よりも野菜の菌を減らすために使われているものだと思いますが、野菜の風味や味も、使わないものよりも落ちます。
何年も前のことですが、O157という食中毒が世間に認知され始めた時に、カイワレ大根が犯人だと騒がれました。
野菜を滅菌処理して販売することが、一概に悪とは言えません。
かと言って、食品に添加する薬物が善とも言えません。
まとめ
もやしを自家製で栽培している人は、節約のためというよりは、安全と味の為にされているようです。
もやしの栽培は暗所を作ることと、雑菌を繁殖させないことが重要ですが栽培の期間にかかる期間は短いです。
うまくもやしが育つと、市販のものよりは細いですが、味は自家製栽培の方が濃いと感じることが多いようです。
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