ゴーヤの苦みが苦手でゴーヤが食べられないという方も多くいると思います。
ですがゴーヤには多くの栄養価が含まれていて、野菜の中でもトップクラスに栄養が含まれていると言われています。
今回はそんなゴーヤの苦みを取る際、なぜ砂糖や塩を用いるのかについて紹介します。
苦みとりの王道は水
沖縄料理として有名なゴーヤチャンプルーに利用されるなど様々な料理に使われ、人気の高いゴーヤですが、栄養価が高いことは知っているけど、苦みが苦手で食べられないという方もいるのではないでしょうか。
ではなぜ苦みを取る際は砂糖や塩を用いるのでしょうか。
水につける方法
代表的な苦みの取り方として、薄く切って水につける方法が有名です。
まず包丁で2から3mm程の薄さに切り、ゴーヤに塩をまぶします。
目安としては、ゴーヤ1本に対して、塩が小さじ1杯と言われています。
そして塩もみします。
このときにゴーヤの苦み成分が水分と一緒に出ると言われています。
そして水に10分ほどつけるといういたってシンプルかつ簡単な方法で、苦みが取れると言われています。
ここにさらに砂糖を用いるとさらに有効的に苦みを取ることが出来るとも言われていますので、苦みをしっかり取り除きたい方は是非お試しください。
砂糖や塩を用いる理由
ではなぜ、このように苦みを取る際に、塩や砂糖を用いることが有効なのでしょうか。
それは、ゴーヤの苦味成分のひとつに「モモルデシン」というのが含まれています。
この「モモルデシン」という成分は水溶性という性質を持っているため、塩や砂糖と一緒に揉むことでゴーヤの細胞を壊し、水分を引き出すのと同時に苦味成分の「モモルデシン」が一緒に出るため苦みを取ることができるといわれています。
ゴーヤチャンプル！
①ゴーヤは割とがっつり塩ぶっかけて揉み込んで5分おいたら熱湯で洗ってアク抜き。
②ゴーヤを炒める時に砂糖を小さじ1ぐらい入れる
←これで苦くなくなる！！ pic.twitter.com/hlWsphzuFg— shuhei motoyama (@mick1231) 2016年5月23日
まとめ
以上、ゴーヤの苦みを取る時、砂糖や塩を用いるのかについて紹介しました。
栄養価が高く重宝されがちな野菜ですが、独特の苦みがあり、苦手な方も少なくないと思いますが、それは、「モモルデシン」という苦味成分が含まれているからであり、それは水溶性を持っているため、塩や砂糖などを用いて揉んであげることで細胞を壊し、水分と一緒に出してあげることが出来ると言われているのです。
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