いんげんには9種のアミノ酸やビタミン群が豊富で万能野菜として知られています。
食事制限などのダイエットをしている人にとっては欠かせない野菜と言われていますが、一体どのような効果が期待できるのでしょうか?
調べてみました。
いんげんによる効果的なダイエットとは
いんげん豆やさやいんげんはカロリーが低いのに栄養バランスは抜群です。
特にさやいんげんは100g摂取しても23kcalで食物繊維も豊富、しかも糖質は低めです。
では、いんげんに含まれるそれぞれの栄養成分にはどのような働きがあるのでしょうか?
炭水化物をブロック
いんげん豆の一種白いんげん豆にはファセオリンと呼ばれる成分が消化酵素のα-アミラーゼの働きを阻止するようです。
日本人の主食は炭水化物が含まれるお米や麺類、パンがありますが、これにはデンプン質が多く含まれています。
このデンプン質はα-アミラーゼにより分解されブドウ糖となり、後に中性脂肪に変わります。
使われない中性脂肪は体脂肪へと変わります。
そのため、体脂肪の要因であるブドウ糖へ分解される前にこの消化酵素が阻止してくれるというわけです。
つまり、炭水化物と一緒に白いんげん豆を摂るとダイエット効果が期待できることになりますね。
ただし、あくまでも炭水化物内のデンプン質に働きかけるだけなので、糖質には働かないのでケーキなどのスウィーツと一緒に白いんげん豆を食べたからといってダイエット効果は期待できませんのでご注意ください。
満腹感が得られる食物繊維
金時豆や白いんげん豆にはタンパク質が豊富に含まれています。
また、食物繊維も豊富で大変満足感を得られますので、1日に摂取する食事の量を抑えられるということが期待できます。
また、食物繊維は便秘にも良いです。
便秘は脂肪がつきやすい原因の一つですので、ダイエットの効果が期待できます。
脂肪燃焼を促進
糖質を燃焼させるにはビタミンB1、脂質を燃焼させるにはビタミンB2が良いとされています。
金時豆などのいんげん豆やさやいんげんにはこれらを含むビタミンB軍が豊富です。
中でもさやいんげんに含まれるビタミンB1、B2は大変多いです。
体脂肪を燃やすというわけではありません。
ですが、糖質や脂質を燃焼させられるのは嬉しいですよね。
摂りすぎは注意
いんげんに含まれるレクチンと呼ばれるタンパク質には毒性があり火がきちんと通っていないと下痢や腹痛になることがあります。
また、摂取しすぎるとアレルギー体質の人はアレルギーになる可能性もないとは言い切れませんので、いんげんだけを摂取するのではなく、ダイエット中は特にバランスの良い食事を気をつけるようにしましょう。
さやいんげんなら1日に100g摂取すると良いと言われています。
まとめ
ダイエット中は苦しいと感じることも多いと思います。
特に食事を制限している人には、いんげんは食感や満腹感を得られますので、一緒に摂取することでそのストレスを少しでも軽減できるのではないでしょうか。
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