レンコンには、咳止め効果が期待される成分が含まれているそう。
具体的には、タンニンという成分がそうです。
お茶やワインに含まれる「渋み」のもと、というイメージがある方もいるかもしれません。
良薬口に苦しといいますが、咳の場合は良薬口に渋し、といったところでしょうか?
レンコンに含まれる咳止め成分タンニンについて、調べてまとめてみました。
目次
レンコンのアクがタンニンの正体!?
レンコンのアクに含まれる成分に、タンニンがあります。
タンニンとは、ポリフェノールの一種で、免疫力を高めたり、抗酸化作用といった効果があると期待される成分です。
ヒスタミンがアレルギー症状を引き起こす?
一方、発熱や咳などのアレルギー症状を引き起こす物質はヒスタミンといいます。
ヒスタミンは肥満細胞から放出され、他の細胞にくっついてアレルギー症状を引き起こすのです。
ちなみに、肥満細胞はいわゆる肥満とは関係なく、症状を起こすことで病原菌を外に出す役割もあるのだとか。
タンニンはヒスタミンが放出されるのを抑制する効果が期待されている!?
タンニンは、肥満細胞からヒスタミンが放出されるのを抑制する働きをするのだそう。
そのため、民間療法では「レンコンを食べれば咳がおさまる」といわれているのですね。
タンニンには消炎作用も期待される?
新たにヒスタミンが放出されるのを抑えるだけではなく、タンニンは既にできてしまった炎症も治してくれる効果が期待されています。
栄養を捨てていませんか?食べ方について!
タンニンは皮に多く含まれているので、なるべく皮はむかずに食べるとよいそうですよ。
実践される方は、調理法に注意してみてくださいね。
咳止めには、れんこんを皮ごと(節も)すりおろし、絞り汁に生姜汁と醤油少々(子供は蜂蜜)を混ぜて飲むといいそうです。あんまりおいしくないけど。
私はれんこんのすりおろしをみそ汁に入れたり、豆腐と混ぜてハンバーグにしたりしています。
これは日本の民間療法。次は薬膳。
— 大阪みかん (@oosaka_mikan) 2016年4月20日
まとめ
レンコンの皮に多く含まれ、アクの成分であるタンニンが、咳止め効果が期待される成分であることがわかりました。
タンニンとはポリフェノールの一種であり、免疫力を高めたり、抗酸化作用の効果が期待されるほか、すでにできてしまった炎症を鎮める効果も期待されています。
なぜ咳止め効果があるといわれているのかというと、肥満細胞から、アレルギー症状を引き起こす物質であるヒスタミンが放出されるのを防いでくれるからです。
以上、レンコンの咳止め効果が期待される成分について、調べてみました。
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