ナスを栽培していると、実が割れることがあったり、変形して実が曲がるなど、その悩みはつきものです。
他にも、ナスの葉が枯れるなどの症状が出た時には、どう対処すると良いのでしょうか。
今回はその原因について、調べました。
せっかく植えたナスが枯れる原因は?
せっかく植えたナスがすぐ枯れてしまった、という経験はありませんか?
この時、大事なのは温度・水・土なんです。
ナスは寒さに弱いため、植え付けの時期が早いと、萎れたように枯れることがあります。
気温が上がる5月頃に植えるのがオススメですが、早く植える場合は防寒対策も忘れずに。
そして水切れも、ナスが枯れる原因のひとつです。
根付くまでは、水の管理を徹底し、土の乾き具合を、チェックしながらこまめに水をあげてくださいね。
最後は、土作りです。
土壌が適していないと、枯れる原因になりやすいと言われています。
ナスだけにとどまらず、お花や他のお野菜にも言えることですが、基本はやっぱり土からです。
ここは手を抜かず、丁寧に愛情を込めて耕して下さいね。
こうすることで、ナスが枯れてしまう原因を、少しずつ改善出来ますよ。
ナスが割れるのは何故?
ナスは収穫期間(6月~10月中旬頃まで)が長く、様々な病気が発生しやすいお野菜のひとつだと言われています。
大事に育てているのに、何故かナスの実が割れる(裂果)ということは、ありませんか?
ナスの割れ方にもいくつか種類があり、表面がひび割れてしまったり、ぱっくりと裂けてしまうなど、微妙に違うのです。
出来るだけ、実が割れる原因を作らないようにすることが1番ですが、そううまくはいかないので、後から出来たナスの実を、なるべく割れないように対策を練ります。
まず1つ目に、割れてしまう原因には「温度の差が大きい」ということがあります。
これはナスなどの野菜だけに言える事ではなく、私たちが生活していく上で、様々な場面で原因になることですよね。
最高気温と最低気温の差があまりに開いていると、その温度差で実が割れることがあります。
もともとナスはインドが原産地で、温帯を好むお野菜です。
もし、気温が下がるのが分かっている日などには、温度差を極力無くす為にも、ナスにも防寒対策をしておくと安心ですね。
そして2つ目と3つ目は、「湿度の差が大きい」そして「強風」です。
土壌の湿度が安定していないと、ナスの実が割れる原因になってしまうと言われています。
乾燥している土の中に、雨などで急に水が入ってきてしまうと、ナスが水分を一気に吸ってしまうことで、急に大きくなった実の皮が割れてしまいます。
なんとなく想像ができますね。
そして、ナスが結実中に大葉を摘まないことも、大事なポイントのひとつです。
ナスの実がついている時に、大きな葉をたくさん切ってしまうことで、水分の蒸散量が変わってしまいます。
これも、様子を見ながら調整すると良いですね。
そして雨以外でも、実が割れる原因になるのが強風です。
強い風は、繊細なナスを揺らして傷つけてしまい、最終的に割れてしまうきっかけにもつながってしまいます。
風通しの良い場所で育てる方がもちろん良いのですが、臨機応変に風避けを設けると良いかもしれません。
ナスが曲がるともう食べられない?
ナスを育てていて「実が曲がる」といったことも、意外と多い悩みではないでしょうか。
これは、ナスに何らかの理由で、実のある部分に太陽の日が当たらず、そこの部分の成長が遅れてしまうからなんです。
キュウリなども同じ理由ですね。
他に考えられる原因として、ナスの実が傷ついてしまうと、その部分の皮が伸びず、形が曲がってしまうということがあるようです。
これは割れる原因でもある、風の強さや害虫などでも曲がるきっかけになってしまうので、常に対策は必要かもしれません。
ナスが曲がってしまったからといって、食べられない訳ではありませんので、美味しく食べてあげて下さいね。
まとめ
ナスを育てる上で、「割れる・曲がる・枯れる」などのトラブルは避けては通れませんが、原因を追及することで段々と改善されていきますよ。
たくさんの愛情を注いで、美味しいナスを上手に育てることが出来たら、嬉しいですね。
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