「花」と言えば、古くは「梅」を指したほど、日本人にとってはなじみの深く、様々な利用がされてきました。

日本で栽培されている「梅」の種類は、いったいどれくらいあるのでしょう。

また、「梅」は私たちの健康にとってプラスに働くことがあるのでしょうか?

調べてみました。

梅 香り 品種 成分 効果

日本で生産されている品種は?

意外と種類が多く、なんと7種も栽培されています。

南高梅、小粒南高梅、白加賀梅、古城梅(こじろうめ)、甲州最小、豊後梅、鶯宿梅(おうしゅくばい)です。

種も小さく認知度も高いのは和歌山県で生産されている、南高梅、小粒南高梅です。

白加賀梅は主に群馬県で栽培されており、果肉がしっかりとしているため、梅酒などに利用されることが多いそうです。

古城梅は別名「青いダイヤ」とも呼ばれるほど美しく、主に梅酒に使われているそうです。

その名の通り小梅の代表的な品種である、甲州最小は山梨県で栽培されています。

お弁当の添えとして利用されたり、駄菓子として利用されたりしています。

豊後梅と名は付いていますが、大分県よりも青森県南部町や三戸町(さんのへまち)で育てられています。

大粒で果肉が厚く、種は小さいため、梅ジャムなどの食品加工に使われています。

鶯宿梅は、14世紀には存在していた歴史があり、徳島県で栽培されているものが有名です。

粒が大きく実がしっかりとしているので梅酒に用いられることが多いそうです。

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含まれている成分やどんな効果が期待できるの?

梅には、梅リグナンという植物ポリフェノールの一種が含まれています。

梅リグナンには、次の3つの効果を期待することができるそうです。

まず、ヘリコバクターピロリ菌の活動を阻害したり、抑制したりする期待ができます。

胃がんの原因として知られているピロリ菌ですが、実は胃の中を活発に泳ぎ回ることができるのです。

しかし、梅リグナンの成分の1つが、ピロリ菌の動きを不活発にすると言われています。

次に、酸化反応を抑える作用が期待できます。

十円玉が錆びていくように、私たちの体内も年を取るごとに酸化していきますが、これを抑制する作用が期待できるそうです。

そして、インフルエンザウイルスの増殖を抑える働きが期待できます。

梅干し由来の成分を新型インフルエンザと同型のウイルスに感染させたイヌ由来の培養細胞に加える実験がされました。

その結果、およそ7時間後にウイルスの増殖は約90%も抑制されたそうです。

まとめ

これほど身近な食材に、これほどの秘められた力があったとは、とても驚きでした。

市販の弁当にオマケのように付いてくる梅干しは残さずにしっかり食べようと思いました。

いいこと尽くしの梅ですが、しっかりとバランスを考えて毎日の食卓に取り入れたいものですね。

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