野菜には、レシピによって切り方が違い、切り方もたくさんあります。
キャベツの切り方を考える時、一般的に浮かぶのは、「千切り」でしょうか。
店頭には、すでにキャベツの千切りとして、袋詰めになって並んでいますね。
キャベツの千切りをじっくり見たことなど、ほとんどありませんが、聞くところによると、違いがある様です。
キャベツの千切り
「キャベツの千切りを作る時は、芯を取ったら、残りの葉は丸めて切る」と教わった様な気がします。
千切りの方法はほかにもある様ですが、基本的には、その方法で良いそうです。
また、「できあがったキャベツの千切りの長さは何cmぐらいが理想」などとは決まっていない様なので、できあがりをイメージして、好みの長さ切ると良いでしょう。
できあがった千切りがきれいに見えるかどうかは、「包丁の入れ方(下ろし方)の違い」がポイントの様です。
- キャベツに対して斜めに包丁を下ろす
手元にあるキャベツは細く切れる様ですが、まな板に近くなるに連れて、太くなる様です。
- キャベツに対して真っ直ぐ下ろす
まな板に対して包丁を垂直に下ろすことによって、手から包丁へ、キャベツを切ってからまな板へと、力が真下に十分に伝わることで、きれいな千切りになるそうです。
両方の切り方を並べて比べれば、違いが良く分かる様ですが、同じ人が同じ様に切っていれば、どちらでも「味のある」切り方といえるでしょう。
キャベツの繊維
キャベツは、外側の数枚の葉が固く、しっかりした葉脈があるのは知っていますね。
もしかすると、「固いから」と捨ててしまう人もいるかも知れません。
先ほどの千切りの方法では、「キャベツの繊維(葉脈)」には触れていませんでした。
キャベツの繊維に注目した切り方もある様です。
- キャベツの繊維に沿う切り方
繊維に沿って切ることで、「太さの揃ったきれいな千切り」になる様です。
その場合は、1番太い葉脈を縦に切るつもりで方向を決めるのが良い様です。
食感は、歯応えのあるシャキシャキ感を楽しめるでしょう。
- キャベツの繊維に逆らう切り方
キャベツの繊維に逆らう切り方では、できあがった時に、葉脈が球の様な形で残るので、「細くて、真っ直ぐな千切り」ではなく、「細いけど、所々、ボコボコと出っ張った千切り」になる様です。
食感は、口当たりが柔らかくフワッとした感じを楽しめるでしょう。
どちらの切り方も、キャベツは中に行くほど、葉脈は目立たなくなる様ですから、繊維質を感じることも少なくなるそうです。
外側の葉を切る時にだけ、葉脈の向きに気をつけると良いでしょう。
まとめ
キャベツには葉脈があることは知っていました。
経験上、キャベツの千切りのタイプが2種類できあがってしまう経験はしています。
その時は、「なぜだろう?」と思いながら、キャベツのせいにしていました。
ですが、今回「キャベツの千切り」について調べてみて、切り方に違いがあったのだと分かりました。
今では、「キャベツの千切り専用の調理器具」も出回り、キャベツの千切りが簡単に作れる様にはなりました。
ですが、「食感がどっち付かずで、人によっては、あまり手を付けないこともある様だ」という意見もありました。
昔、経験した者としては、この意見にとても共感できます。
キャベツの千切は、キャベツのせいではなく、「切り方が大切」だということが分かりました。
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