小松菜はアブラナ科の野菜です。
アブラナ科の野菜は、非常に多く、世界中で改良されて増えています。
アブラナの原種と思われる植物は、ブラッシカ・ラパという野草だそうで、特に名前がついておらず、ブラッシカ・ラパというのは学名です。
古代から西アジア、北ヨーロッパなどの畑に生える雑草で、農耕文化と共に他の国に広がったと考えられ、日本には中国を介して奈良時代から平安時代に原種が入ってきたようだと言われているようです。
小松菜の主な産地と順位
- 小松菜の産地と順位と生産量の割合
1位_埼玉県(14.6%)
2位_茨城県(10.6%)
3位_福岡県(8.8%)
4位_東京都(7.5%)
5位_群馬県(7.2%)
6位_千葉県(6.2%)
7位_神奈川県(5.4%)
小松菜の産地に関東が多い理由は?
小松菜は生育が早くて連作(続けて栽培すること)も出来るため、比較的栽培しやすい野菜です。
そのためか日本のあらゆる地域に土着し、多くの品種が作られて一年中出荷されています。
小松菜は、江戸時代、小松村という現在の東京江戸川区小松川町というところで、品種改良されたのが名前の由来だとか、あの有名な八代将軍徳川吉宗が、鷹狩の際に立ち寄った先の小松村で出された青菜汁をとても気に入って、青菜の名前を尋ねました。
しかし、まだその時には特に名前のついていない青菜だと告げられた吉宗は、こんなに美味しいのに、名前が無いのは残念と、「小松村」の小松を取って「小松菜と呼ぶように」と命名したと言われています。
また小松菜は、寒さにとても強い野菜なので冬でも収穫ができます。
江戸時代から寒い冬でも食べられる野菜として愛され地域に土着したようです。
東京のお正月のお雑煮の特徴をみても、焼いた餅、鶏肉、小松菜の入ったすまし汁となっています。
まとめ
お店に並ぶ時には、品種名は表示されていませんが、小松菜は実に多くの品種が作られています。
またそれぞれの地域によっても呼び名がついていたりします。
数ある青菜の中で、最も親しまれているのが小松菜であると言えます。
寒さに強い小松菜は、新潟県にも有名な「大崎菜」「女池(めいけ)菜」というものがあります。
雪を被っても成長し、寒ければ寒いほど甘くて美味しい小松菜になると言われています。
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