毎年、寒さ厳しい冬を過ぎ春色が芽吹く頃、わたしたちはその訪れを感じるにふさわしい“たけのこ”を食材に選ぶ機会が多いと思います。
たけのこは食物繊維が豊富で、腸内を整え高血圧予防にも効果があると言われています。
そんな旬の宝物、出来るだけ美味しく食べたいですよね。
そこで今回は、旬のたけのこを食べるためにその種類や季節・時期、選び方についてご紹介したいと思います。
目次
たけのこの主な種類は?
孟宗竹(モウソウチク)
中国の江南地方を原産とし、最も一般的に生産量が多く出荷されているものです。
実は白くて柔らかく肉厚な形状で、その味はえぐみも少なく上品な味わいを醸します。
旬の時期は3~5月頃です。
淡竹(ハチク)
中国が原産です。
孟宗竹が終わる5~6月頃が旬の時期です。
竹は孟宗竹よりも細く、皮の色が赤紫色で、切り口の直径が7~8cmで長さ15cmくらいのものが美味しいと言われています。
甘みはそれほどでもないですが、えぐみが少なく独特のシャキシャキ感があります。
一般市場にはあまり出ません。
真竹(マタケ)
形状は細く、皮部分にうぶ毛がない半面、黒い斑点があります。
味はしっかりとあり、あくや苦みが強いのが特徴です。
5~6月頃が旬の時期です。
根曲がり竹(ネマガリタケ)
北海道・東北など北日本の日本海側が主な産地です。
旬の時期は6月頃で、小型で細い形状です。
太さは1~2cmほどで根元部分の茎が湾曲して立ち上がることでこの名がつきました。
実は白く独特の風味で、アクは比較的少ないと言えます。
美味しいたけのこの選び方は?
全体で見る
皮全体に艶があり適度に湿っている状態のものを選ぶのが肝心です。
形が大きくても手にしてみて軽いなと感じたら避けた方がよく、持ってみてずっしりとした重みを感じ、皮のうぶ毛がつやつやした褐色で密生していれば良いものと判断できます。
乾いたしおれた状態のものは避けましょう。
穂先を見る
穂先を見る場合、黄色部分が閉じていますが、育ち過ぎのものは黄色に比べて緑がかり勢いよく伸びているので注意が必要です。
えぐみが強いと思われます。
切り口を見る
切り口は白くみずみずしいものが新鮮と言えます。
茶褐色に変色したものは避けた方がよいでしょう。
まとめ
以上、今回は旬のたけのこを食べるためにその種類や季節・時期、選び方についてご紹介させていただきました。
たけのこは一旬で約10日間もあれば「竹」に生長してしまうため土から出るタイミングを図り新鮮なうちに食べるのが一番と言われています。
そして「竹」になればその寿命は100年以上とも言われています。
なんだかわたしたちが得難いたくましさを感じますよね。
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