料理の色どりに使われるグリンピースですが、栄養ってあるのでしょうか?
その旬の時期や効果について調べてみました。
グリンピースとは?
グリンピースとは、マメ科エンドウ属のエンドウの未熟の種子を食用としたものを言います。
つまりエンドウ豆になる前の豆のことです。
エンドウのさやを含めたものはサヤエンドウと呼びます。
さらに成長して熟すとウグイス豆などに使われるエンドウ豆になります。
グリンピースの旬は?
グリンピースの旬は4~6月の時期と言われています。
現在では、冷凍ものや缶詰で販売されているものもあるため、1年中食べることが可能です。
グリンピースの栄養と効果は?
グリンピースは成分としては、
- タンパク質
- ビタミンA
- ビタミンB群
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンK
- ナトリウム
- カリウム
- マグネシウム
- カルシウム
- マンガン
- リン
- 鉄
- 亜鉛
などを含みます。
カロリーは100gで93カロリーあります。
糖質が多いので、カロリーはやや高めですが、ビタミンB1の含有量が野菜類の中ではトップクラスです。
ビタミンB1は糖類をエネルギーに変える働きがあります。
糖質は脳や神経の大事なエネルギー源で、これが不足すると食欲不振、肩こり、めまい、イライラを引き起こします。
次に食物繊維ですが、これも野菜類の中でも最も多い含有量です。
一握りのグリンピースを食べるだけで普通のサラダ大盛1杯分の食物繊維を摂取できるそうです。
食物繊維の効果は便秘の解消があります。
グリンピースは不溶性食物繊維がほとんどで、消化されずに腸まで届くので便が腸内の有害物質を外へ出す働きが水溶性食物繊維より強いので、大腸がんの予防にも有効と言われています。
ビタミンCはウイルスと戦う白血球を強化する役割があるため、免疫力の向上につながると言われています。
カリウムは体内の余分なナトリウムを排泄する作用があるので、高血圧の予防に期待できます。
このナトリウムは水分量や血圧を調整するのに役に立つ物質ですが、多すぎでも良くないのでカリウムの働きは重要です。
カルシウムは、骨や歯の構成要素でまたイライラを鎮める作用があります。
動脈硬化や高血圧の予防に期待できます。
グリンピースを食べる時の注意点
栄養たっぷりのグリンピースですが、不溶性食物繊維がほとんどなので、よく噛んで食べないと吸収されづらいという特徴があります。
グリンピースは小さくて丸いのであまり噛まずに食べてしまいがちです。
よく噛むことを意識しながら食べた方が良いでしょう。
まとめ
グリンピースは苦手な野菜の一つですが、栄養価が高い野菜だということが分かりました。
色どりも良いので、積極的に料理に入れていきたいですね。
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