きゅうりの中で、穴の開いたものが見られる場合があるのですが、これは空洞果によるものだと言われています。
きゅうりが空洞果を起こすのには何か原因があるのでしょうか。
どうしてこのような現象になるのでしょうか。
きゅうりがすが入る状態とは？
輪切りにすると中が空洞になっていることがありますが、この状態をすが入る状態と言われています。
すが入る状態を空洞果とも呼ばれているのですが、きゅうり以外でも空洞果になる野菜が多いです。
すが入る状態になる原因は？
きゅうりの空洞果になる原因には、きゅうりの生産過程で気温が高く、乾燥気味や気温が低くて湿射不足などが続いた時に空洞果が発生すると言われています。
また、きゅうりの空洞果の原因にはホウ素の欠乏が原因の場合もあるようです。
野菜を植える前に、PHメーターなどでPH値を確認し、土壌にはホウ素が含まれているので、ホウ素を与えるよりも、土壌を微酸性にするようにしましょう。
水やり不足の場合にも、空洞果が見られます。
水を与える時間帯の確認や、1回あたりの水やりの量を野菜に合わせて適度に行います。
水やり不足はもってのほかですが、水のあげすぎも根腐れの原因につながるので注意しましょう。
すが入る空洞果の状態は、腐っている状態ではないので普通のきゅうりのように食べることはできるのですが、見た目にはあまりいい気はしませんよね。
まとめ
きゅうりの空洞果については、奇形果とも言われており、完全に奇形果を防ぐことはできません。
普通に育てていても、奇形果を起こしてしまうことがあるのです。
しかし、奇形果が起きても、食べれないというわけではなく、普通に食べることはでき、品質も味も変わりません。
もちろん、人体に影響を及ぼすということもありません。
しかし、その見た目からは、あまり食べたいと思えるような状態ではないようにも感じられますね。
家庭菜園で育てる野菜に関しては、病気でない限り、普通に食べることが出来るので、特に気にすることはないと言われています。
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