家庭菜園できゅうりを育てる人が多くなってきました。
育成中に心配になるのが、きゅうりの発育が悪いことや、形の悪さではないでしょうか。
そのような場合の原因と対策について調べてみました。
目次
きゅうりの発育が悪い原因
楽しみに植えたきゅうりの発育が悪くて、形も変になってしまったという話をよく聞きます。
具体的にはどのような症状なのでしょうか。
発育不全
植えたきゅうりの茎がひょろひょろしていたり、葉も弱々しいのが少し付くだけといったことがあります。
このようなきゅうりは根の張りが弱く、しっかり根付いていないことが多いです。
実の生りも期待できません。
日射不足や水のやり過ぎ、肥料不足が疑われます。
形が悪い先細りきゅうり
きゅうりの元の部分はしっかりと太い形なのに、先っぽのほうが細くなっていることがありますね。
味に変わりはありませんが、形が悪いのは気になってしまいます。
原因はいくつか考えられますが、まずは栄養不足が疑われます。
きゅうりの株は成長するに従って実をつけ始めますが、この時に栄養分がうまく行き渡らず、実の成長が途中で止まってしまうケースです。
また、寒い時期や寒冷地で育てたことにより日射量が不足しているケースや、水やりのし過ぎ、つるや葉が茂り過ぎても日射量が少なくなるので注意が必要です。
連作障害
毎年同じ場所で繰り返し栽培することで、病害虫や発育不全になりやすいといわれます。
このような障害が起きるのは、近年のF1種や化学肥料が原因との声もありますが定かではありません。
きゅうりの発育の悪さの対策
適温で発育させる
きゅうりにとって最も適切な温度は25~30℃です。
5月のゴールデンウィークの頃の気温が暖かく安定してきた頃に植え付けを行いましょう。
遅霜や風が心配なようであればマルチなどで株元を覆ってください。
土壌環境の見直し
有機質の肥えた土壌になるよう、有機肥料を適切な量与えます。
定植の際には茎や葉の成長を助けるよう、窒素分が多く配合された肥料を与え、実が生り始めたら窒素分は抑えるようにします。
きゅうりの実は不良でも株は元気という場合は、窒素過多のほか病害虫が疑われます。
つる葉の管理
きゅうりの状態を観察して、つるや葉の管理を適切に行うようにします。
窮屈に覆い茂っている場所は空かして風通しをよくします。
太陽光線が当たるようにしましょう。
まとめ
きゅうりが実ってきたかと思うと変な形だったり、成長が止まってしまうことがよくありました。
今回学んだ対策を忘れずに、来年こそ発育や形の良いきゅうりを育ててみたいと思います!
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