冷蔵庫などでキャベツを長く置いておくと、芯のあたりからもやしのようなひょろっとしたものが伸びてくることがあります。

また、そのキャベツをむくと、ピーマンの種のような大きさの芽がぽろぽろと出てくる場合もあります。

この状態になっても食べることができるのでしょうか?

ジャガイモの芽などは毒があるので必ず外して調理することになりますが、キャベツの場合はどうでしょう?

キャベツ 花 芽 毒

キャベツも花が咲いて種がとれる

キャベツを畑で放置しておくと、玉が割れて芯が伸び、菜の花のような花を咲かせます。

これがキャベツの花で、ここから種が取れるのです。

冷蔵庫も中で少しずつ消費しながら長く保存していた場合などでも、徐々にキャベツが成熟してきて芯が伸びたり花芽ができることがあるようです。

この花は食べることができるのでしょうか?

この状態になる段階では、キャベツの葉自体はかなり硬くなってしまいますので、あまりオススメはできませんが、花自体のつぼみの柔らかい部分などは菜の花と同じような方法で食べることができるようです。

ただし、苦みがあるため万民受けはしないようです。

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キャベツのエコ栽培を楽しもう!

キャベツの芯をご家庭で水栽培やプランター栽培することも可能です。

花や種が実るまでの様子を観察するのも楽しいですし、生えてきた葉を食べることができるかもしれません。

生命力の強い野菜ならではの楽しみ方ですね。

キャベツには体に毒になる成分はあるの?

野菜には、種の保存を目的にした自己防衛手段として、有毒成分を自ら作り出す性質を持っていると言われますが、キャベツなどアブラナ科の野菜には、グレコシノレートという成分が存在します。

人間がこれを摂取しすぎると甲状腺の機能を低下させるというデータがある一方で、グレコシノレートが分解されてできたイソチオシアネートには、発がん性物質の解毒を促進する作用があるとして注目されています。

いずれにしても私たちの食生活でこのような心配をするほど大量のキャベツを一度に食べることはないでしょうし、適量をおいしく頂いていけば問題はなさそうですね。

まとめ

キャベツは葉におおわれた球体ですので、花がさくイメージがわきませんが、最終的には芯から茎がのびて花が咲きます。

そこでできた種をまいてもキャベツの栽培は可能ですし、芯を植えてもある程度は育つようです。

ただ、おいしく食べることを優先させるのであれば、苗から育てたものを選ぶのが無難なようですね。

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