ギネスで「世界一栄養のない野菜」に認定されてしまったきゅうりですが、食べるだけ無駄かと言われたら、そんなことは一切ありません。
夏に美味しいきゅうりは、やはり夏に嬉しい栄養が多く含まれています。
今回は皮まで丸ごと食べたくなる、きゅうりに含まれる素晴らしい栄養について見ていきたいと思います。
きゅうりの栄養
きゅうりは1本(約100g)あたり、カリウムが200mg含まれています。
カリウムは体内の塩分濃度を調整し、利尿作用も持っています。
そのため、腎機能をサポートしたり、高血圧を予防してくれたりするのです。
また、夏バテによる疲労の回復、むくみの解消などにも一役買ってくれます。
ほかにも、ビタミンCが14mg、ビタミンKが34μg含まれているなど、きゅうりにもちゃんと栄養があることが分かりますね。
皮に含まれる栄養
きゅうりの皮には苦み成分のククルビタシンというものが含まれています。
これには腫瘍を破壊する作用があるとされるので、がん予防などにつながるかもしれません。
また、青臭さの成分であるピラジンには、血液をサラサラにしてくれる効果が期待されています。
きゅうりの皮にはほかにも、体の老化を予防してくれる抗酸化物質や、便秘の解消にもつながる食物繊維などが含まれています。
きゅうりの皮のザラザラした食感がちょっと苦手という人も、ぜひ皮まで食べて健康な体を手に入れてくださいね。
95%以上が水分
きゅうりが世界一栄養のない野菜と言われてしまうのは、やはり95%以上が水分だからでしょう。
ですが、それもポジティブに考えれば、水分補給に持ってこいということですし、暑く火照った体を冷やすためにも最適な野菜です。
低カロリー
きゅうりは1本(約100g)あたり14kcalと非常に低カロリーです。
ダイエットにも向いていますね。
おやつに甘いもの、ではなく、夏は冷やしたきゅうりを食べてみてはいかがでしょう。
まとめ
きゅうりは95%以上が水分と言われていますが、カリウムやビタミンC、ビタミンKなどの栄養もきちんと含まれています。
これらは夏バテにも良い栄養なので、夏はぜひ、冷やしたきゅうりで体を冷ましながら、栄養と水分をしっかり補給したいですね。
また、きゅうりの皮の苦み成分や、青臭い香りの成分にも健康に良い作用があります。
きゅうりを食べる際は、皮ごと食べるようにしたいですね。
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