きゅうりを育てるときに注意したい病気があります。
その名も「うどんこ病」。
ちょっと変わった名前の病気ですが、きゅうりがかかりやすいため要注意。
どんな病気で、どんなことに気を付けたら良いのか見ていきたいと思います。
うどんこ病
「うどんこ」とは「うどん粉」のこと。
うどんの粉のように白い斑点が葉に現れることから、この名がついたと言います。
きゅうりの葉に白い斑点がポツポツと現れ、それが広がっていき、放っておくと全体が真っ白になってしまいます。
原因はカビ
うどんこ病の原因はカビです。
葉の表面でカビが繁殖し、ほかの葉や、違う株にまで伝染してしまうこともあります。
葉がカビで覆われてしまうと光合成ができなくなるため、成長に大きな影響が出てしまいます。
最終的には、花が咲かなかったり、実がならなかったり、枯れてしまったりすることもあります。
6~11月に多い
うどんこ病は真夏以外の、6~11月に多く見られます。
原因がカビなので高温多湿な環境、特に梅雨の時期は要注意ですね。
真夏や真冬はうどんこ病にかかっても自然治癒することが多いようです。
また、きゅうりの場合、株同士がくっつき合っていて風通しが悪くなっていること、隣のプランターと近すぎること、肥料に窒素分が多すぎることなどが原因となることもあります。
うどんこ病にかかったら
育てているきゅうりがうどんこ病にかかったら、とにかく白くなった葉を摘み取ることです。
それで防げることもありますが、全体に広がってしまうようなら市販の農薬を使います。
農薬を使うことが嫌な人は、お酢を水で30~50倍に薄めたものを霧吹きで吹きかけると良いでしょう。
1~2週間に1回のペースで、葉の裏にまで丁寧に吹きかけることで予防にも繋がります。
ほかの野菜にも
うどんこ病はきゅうりに多い病気ですが、ほかにもイチゴ、トマト、カボチャ、ニンジン、ナス、枝豆、ゴーヤなどにも見られます。
ただし、きゅうりで発生したうどんこ病がほかの野菜にうつることは今のところないとされています。
まとめ
きゅうりの葉に白い斑点が現れたら、うどんこ病にかかっている可能性があります。
原因となるカビが葉の表面を覆ってしまうことで光合成ができなくなり、成長に悪影響が出てしまいます。
葉が白くなっていることに気づいたら、早めにその葉を摘み取ってあげるようにしましょう。
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