きゅうりにはたくさんの品種がありますが、夏すずみはどんな特徴を持ったきゅうりなのでしょうか。
夏すずみについてときゅうりの成り方の違いについてお伝えします。
夏すずみとは?
夏すずみは、べと病・うどんこ病に強い耐病性で夏秋きゅうりの品種です。
果色は濃緑でテリがあって平均果長はおよそ21cm~22cmくらいで、クズ果の発生が少なくて秀品率が高いです。
高温乾燥の続く盛夏期でも栽培が安定していて、収穫量の波が少ないです。
主枝雌花率は4月~5月種蒔きで50%~60%くらい、各節1果成りが主体です。
春のおすすめ
夏すずみきゅうり pic.twitter.com/aWo3T5FQL6— ウタネのタネ (@utanenotane) 2016年11月20日
きゅうりの成り方の違い節成りについて
きゅうりの成り方には、節成り・飛び節成り・中間型の3つの種類があり、成り方によって育てるスペース・育てやすさ・栽培期間などの違いがあります。
節成りとは、節ごとに雌花がつく性質が強くて、品種改良により誕生した品種なので3つのタイプの中で一番育てやすいのが特徴です。
親づるの各節に雌花をつけるので、基本的に脇芽を伸ばさないで親づるのみを伸ばして育てます。
飛び節成りとは、親づるに花芽がつきにくいのが特徴です。
子づるを発生させ伸ばしてそこに実をつけさせますが、子づるに実ををつける時も節ごとにはつかず、とびとびに花が咲きます。
親づるだけでなくて、複数本の子づるや孫づるを伸ばすので広い栽培スペースが必要です。
子づるや孫づるに花をつけるので、最初の収穫までに時間がかかります。
栽培期間が長くなるので、最終的な収穫は節成りより多くなります。
中間型とは、節成りと飛び節成りの間くらいの性質を持つ品種です。
中間型は親づるにも子づるにも雌花がつきます。
しかし、親づるの節ごとに雌花がつくわけではなくて、とびとびに雌花がつきます。
雌花のついた節からは子づるは発生せず、雌花がつかなかった節から子づるが発生します。
親づると子づる両方に実をつけるので、節成りよりやや多く収穫が出来ます。
きゅうりの各成り方の品種は?
節成り性の品種には、フリーダム・北進・湧泉などがあります。
飛び節成り性の品種には、夏太郎・霜知らず地這い・青長系地這いなどがあります。
中間型の品種には、Vアーチ・うま旨キュウリ・うま旨歯ざわりキュウリなどがあります。
まとめ
きゅうりは品種によって果実の成り方や育てるスペースや育てやすさの違いがあります。
家庭菜園できゅうりの栽培をする時の苗選びの参考にして下さいね。
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