季節により、多く出回るネギの種類は違いますが、長ネギは一年中売られていますね。

でも、「長ネギ」と言って売られているものの、春、夏、冬では結構、見た目も味も違います。

地域によって、よく食べられるネギが違うようですが、鍋物には、やはり白く太いネギが好まれるのではないでしょうか。

長ネギの旬は冬なので、太くて甘い長ネギは、冬に多く出回り、たくさん食べることができます。

長ネギ 栽培 冬

ネギの歴史と長ネギについて

ネギの原産地は諸説あり、中国では古代から栽培されていたそうです。

日本には西洋から伝わったようですが、日本書記には「秋葱(あきぎ)」という名が記されており奈良時代には栽培されていたというほど古い時代から日本でも親しまれてきました。

ネギは白い部分の長い、長ネギや白ネギと呼ばれる「根深(ねぶか)ネギ」と、根っこの部分が白いのみで、ほとんど緑のネギ、青ネギと呼ばれる「葉ネギ」に分けられます。

長ネギは、生で食べると辛みがありますが、煮込んだり焼いたりすると、トロりとした口当たりの甘い味になります。

昔は関西では葉ネギ、関東で白ネギを食すと言われていましたが、最近は、どちらも地域を問わずに使われているようです。

根深ネギ、長ネギの旬は冬ですが、葉ネギの旬は春といわれています。

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長ネギの栽培方法

長ネギの栽培方法は、地域や品種によって違いがありますが、おおざっぱに説明すると、まず種から苗が作られます。

苗が育ったら堀り出して1本ずつ分け、長ネギを育てる為に土作りした畑に植え替えします。

植え替えは、畝(うね)と呼ばれる細長い盛り土が両サイドに作られた溝にします。

長ネギの白い部分は、日に当てないように栽培することで作られます。

植え替えの後、両サイドの畝の土を土寄せして白い部分を作ります。

収穫まで2~3度の土寄せ、追肥を行います。

長ネギは暑さには弱いのですが、寒さにはとても強いです。

まとめ

長ネギの冬の代表的な料理といえば、鍋物やすき焼きではないでしょうか。

また冬といえば、風邪の季節ですが、長ネギは風邪の初期症状の時に食べるといいと言われています。

ネギの匂い成分に血行を良くして体を温め、発汗を促す働きなどがあることから、そのように言われています。

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