ニンジンに含まれるミネラルは?特筆すべきはカリウム!

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ニンジンに含まれるミネラルは100gあたり、カリウム(300~400mg)、カルシウム(28mg)、マグネシウム(10mg)、鉄(0.2mg)、銅(0.05mg)です。

特筆すべきは100gあたりのカリウムの含有率です!

他の野菜に比べてニンジンのカリウム含有率は高いと言えるでしょう。

カリウムは食事などによって過剰に摂り過ぎたナトリウム(塩分)を排出する働きがあります。

ナトリウムを排出する事によって高血圧の予防にもなります!

ニンジンに含まれるビタミンは?

ニンジン100gに含まれるビタミンはビタミンA(βカロテン当量8600μg)ビタミンE(αトコフェロール0.4mg)、ビタミンB1(0.07)、ビタミンC(6.0)、葉酸(21μg)です。

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ニンジンに含まれる酵素とは?

アスコルビナーゼ(正式にはアスコルビン酸酸化酵素)はニンジンに含まれる酵素のことで、L-アスコルビン酸(ビタミンC)を壊してしまうことからつけられた名称です。

これまでは一緒に調理するとビタミンCを含む野菜のビタミンCが壊れるという説が常識でしたが、近年の研究によって違うことが分かってきました。

アスコルビナーゼは熱と酸に弱い性質があります。

サラダなど生で食べる場合にはノンオイルドレッシングではない調理油の入ったタイプを選択し酢を少し足すことが望ましいです。

こうすることによりビタミンCを壊さずに摂取することができます。

ほかには電子レンジで加熱したりニンジンを軽く茹でるだけでも効果があります。

逆にアスコルビナーゼの効果が強くなるのは、生のまますり潰したりして空気に触れやすい状態になる時です。

ニンジンをすりおろして作るスムージーや、紅葉おろしには柑橘系の酸味やお酢を使用しましょう!

風味が良くなり飲みやすくなると同時に酵素の働きを遅らせることができます。

ニンジンの名前の由来はカロテン?カロチン?カロット?語源は?

ニンジン(carrot)の呼び方は1533年フランス語の (carotte) から英語になったもので、carrot の語源はフランス語だということになりますが、carotte はラテン語の carota から派生しており、さらに遡るとギリシア語 karoton から派生したものといわれています。

ニンジンの栄養素の一つβカロテンの『カロテン』も元々はラテン語から引用されており、大まかに考えればcarrot(キャロット)もcarotine(カロティン)も元をたどればニンジンという意味で差し障りないようです。

まとめ

豊富な栄養素で不足なし!のニンジンですが、アスコルビナーゼの働きで思うようにビタミンCが摂れないこともあります。

しかし、加熱する、お酢を加える等の工夫で問題なく栄養素を壊すことなく摂取できることが分かって来ました。

ニンジンを間日食べて健康になりましょう!

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