ゴーヤは健康に良く栄養価の高い野菜なので、よく食べるという方も多いのではないでしょうか。
しかし、あの独特の苦みが気になってなかなか好きになれない方も少なからずいるようです。
そんなゴーヤの苦みを抑える保存方法をご紹介致します。
ゴーヤの苦みの正体
「にがうり」とも呼ばれているとおり、ゴーヤの特徴はあの苦みです。
ゴーヤが苦手になる理由の一つでもあるこの苦みの正体は「モモルデシン」という成分です。
主に胃液の分泌を促進する働きを持っていて、疲労回復の効果があると言われています。
また「チャランチン」という成分も含まれており、血糖値を下げる効果があることから、糖尿病改善への効果が期待されています。
このように苦みには嬉しい効果あるとされているので、苦手な方にも食べられるように工夫していきたいですね。
苦みを抑える保存方法①
ゴーヤの苦みは保存方法によってはある程度抑えることができると言われています。
例えば冷凍や乾燥させて保存する際に、少し砂糖を混ぜて塩もみをすると良いようです。
ゴーヤ一本に対して塩小さじ1／2、砂糖小さじ2程度の比率で塩もみをすることがおすすめです。
塩だけでもむよりも、苦みの軽減が期待できます。
苦みを抑える保存方法②
なるべくゴーヤを傷つけないよう綺麗に、丁寧にワタ部分を取り除くことも大切だと言われています。
種・ワタを取る下処理はもちろん重要ですが、傷が付いてしまうとそこから苦み成分が染み出してきてしまうので、気をつけた方がよさそうです。
苦みを抑える方法③
ゴーヤを熟成させておくのも効果があると言われています。
果物を思い浮かべるとわかるように、食べ物は熟成させることで糖、つまり甘み成分が多くなっていきます。
野菜であるゴーヤにも同じことが言えるので、試してみては如何でしょうか。
腐らない程度に温かい場所で、緑色が薄くなってきたのがみてわかるくらいまで保存しておくと苦みが減るとされています。
しかし、表面が黄色っぽくなっている、触ったときにぺたぺたする。
茶色く変色していることがあれば腐っている場合があります。
ゴーヤが悪くなってしまっているので、見分けには注意しましょう。
まとめ
ゴーヤの苦みは、少しの工夫で軽減することができると言われています。
気になる方や、苦みが理由でゴーヤが食べられないと言う方も、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみては如何でしょうか。
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