玉ねぎってどんな風に成長していくのかよくわからないですよね。
私たちが食べている部分は一体どこの部分になるのでしょうか。
玉ねぎの成長の仕方と種類について少し調べてみました。
玉ねぎとは
1980年代ではユリ科、1990年代ではネギ科、そして現在ではヒガンバナ科に属している野菜です。
日常でも多くの料理に使われ、体に良いと言われる野菜となっています。
玉ねぎに含まれる栄養素は、糖質・ビタミンB・C・カリウム・リンアシン・ケルセチン・食物繊維などが豊富です。
涙の原因となる硫化アリルというビタミンB1の吸収を助けて新陳代謝を活発にする物質も含まれています。
玉ねぎは根か茎か葉か
玉ねぎは根菜だと思っていましたが、実は葉菜類なんだそうです。
それは玉ねぎの成長過程において変わるそうで、玉ねぎはネギの一種で幼少のころは葉っぱがネギと良く似ています。
大きくなると葉っぱが成長して玉の形になり鱗茎(りんけい)になります。
実際、私たちが食しているのは鱗茎なのです。
玉ねぎを縦に切ってみると下の部分に芯のようなものが見えます。
これが玉ねぎの茎です。
玉ねぎの玉(鱗茎)はその茎から出た葉が成長したものなので玉ねぎは葉っぱでもあります。
主に鱗茎を食用とする野菜を鱗茎菜といって、ラッキョウやニンニク、ユリ根などがあります。
玉ねぎの種類
一般的に多く流通しているのが黄玉ねぎです。
黄銅色の皮と白い可食部からなる玉ねぎで、収穫後に風干ししを行っているので水分は少なめで肉厚で辛味があります。
収穫後の約一か月間の間に十分乾燥させてから出荷されるので、非常に高い貯蔵性を持っています。
春先に出回るのが新玉ねぎです。
みずみずしくやわらかい食感で辛味が少なく、収穫後干さずに出荷されるので貯蔵性は低いです。
紫玉ねぎ(赤玉ねぎ)は皮や表層部分が赤紫色で辛味が少ないのが特徴です。
玉ねぎ特有の刺激臭も少なくて生食に向いています。
貯蔵性は低いので早めに使い切るのがおすすめです。
ペコロス(小玉ねぎ)は普通の黄玉ねぎを密植して小さく育てたもので、プチオニオンともいいます。
エシャロットはフランス料理などに使われる香味野菜です。
他に白玉ねぎ(サラダオニオン)や葉玉ねぎなどがあります。
まとめ
玉ねぎって本当に不思議な野菜ですね。
種類もたくさんあるので、いろいろな料理に使えそうでますます大活躍しそうです。
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