玉ねぎを切るときに目にしみて涙が出たりしますよね。
ひどい時はくしゃみや鼻水が出たりします。
こういった症状はなぜ起こるのでしょうか。
また対策はあるのでしょうか。
玉ねぎを切ると目にしみる訳
玉ねぎを切るときに出る涙はつらいですよね?
なぜ、玉ねぎを切ると目にしみて涙が出るのかというと、原因は「硫化アリル」という物質と言われています。
これは玉ねぎを包丁で切ると、もともと玉ねぎに含まれているアミノ酸と、細胞が壊れて発生する酵素が反応することで硫化アリルが発生します。
これが空気中に漂い、目や鼻を刺激して、体は粘膜を傷つけないように涙や鼻水を出して守ろうとします。
硫化アリルって?
この硫化アリルはユリ科ネギ属の植物に含まれる成分で、玉ねぎ、ネギ、ニンニク、ニラなどにも含まれる辛みと臭いの成分です。
ニンニクやニラに含まれる硫化アリルはアリシンと言われており、玉ねぎに含まれている硫化アリルは「硫化プロピル」といって別物になります。
この硫化プロピルは生の玉ねぎに含まれるものであの独特の辛みの成分となっています。
これが気化しやすいので玉ねぎを刻んで空気を吸うだけで体内に吸収されるそうです。
催涙成分があるため、目や鼻に入ると涙や鼻水を出させることになります。
止める方法はあるの?
要は、目と鼻にこの硫化アリルと入れないようにすることが一番だと言われています。
まずはどれだけ入れないようにできるかが勝負です。
一般的に玉ねぎを冷やすと良いと言われています。
これは調理の前に玉ねぎを冷やすことで硫化アリルが気化しにくくなるからです。
あと切れ味の良い包丁を使うと、細胞の破壊を抑えることができるので良いと言われています。
他にも、電子レンジで玉ねぎを20~30秒ほど加熱すると良いそうです。
最後に、換気扇を回しながら玉ねぎを切ると、空気中の硫化アリルを外に出すことになるので、目にしみにくくなっています。
こういった方法をとることで、くしゃみや鼻水が出なくなるようになると思います。
【~玉ねぎ~】
玉ねぎにはにおい成分である硫化アリルという物質が含まれ、
それが玉ねぎを切る時に気化して目の粘膜を刺激するから涙が出るそうです。
対策としては冷やしてから切る、鼻にティッシュ、など!一度お試しあれ(≧∇≦)> pic.twitter.com/a3s7CoOKmL— タベワタサプリ-Premium- (@tabewatasapli) 2017年2月8日
まとめ
玉ねぎはよく調理する野菜の一つですが、目にしみてくしゃみや鼻水がでることは多いです。
自分で防御するしかないので、いくつかの方法を試して一番自分に合った方法で調理するといいですね。
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