サクサクとした歯ごたえが特徴のれんこんは、はさみ揚げにきんぴらにと、美味しくいただくことができる根菜です。
平成28年度で、全国のれんこんの収穫量は5万9,800トン、出荷量は4万9,900トンだったのだそう。
日本全国と言っても、満遍なくすべての都道府県で出荷されるわけではありませんよね。
どこの都道府県が一番れんこんを生産しているのでしょうか?
飛びぬけて収穫量が多いのは茨城県!?
農林水産省で公開されたデータをもとに、れんこんの産地について調べてみました。
茨城県は、2万8,000トンと、全国の約46.8%を占める収穫量を誇ります。
続いて多いのが、7,210トンの徳島県で、その次が5,920トンの佐賀県です。
2位の徳島県に4倍近くの差をつけている茨城県では、「日本一のれんこん」としてPRしています。
大きな湖である霞ヶ浦の周辺の市で栽培されているようです。
徳島のれんこんは鳴門市や松茂町、徳島市で栽培されるそうです。
佐賀のれんこんは、白石町で生産され、主に福岡や佐賀へ出荷されるのだそう。
茨城・徳島・佐賀のれんこんの特徴
茨城のれんこんは団子状で、肉質がやわらかいのが特徴なのだそう。
少し甘みがあり、肌目が細かいのだとか。
これに対し、徳島のれんこんには独特の香りがあり、ホクホクとした歯触りがあるのだそう。
佐賀のれんこんは、モチモチとして糸引きが良いとのこと。
それぞれに個性があって、全て美味しそうなので、食べ比べてみてもいいかもしれませんね。
それ以外の産地は?
公表されている産地のうち、1,000トン以上生産しているのは10の県でした。
茨城、徳島、佐賀以外の産地では、多い順に、愛知、山口、熊本、新潟、岡山、千葉、石川と続きました。
愛知では、木曽川下流が栽培に適しているのだとか。
山口のれんこんは岩国レンコンといわれ、もっちり食感で9つの穴があるのが特徴です。
新潟のだるまれんこんは、長岡野菜の一種で、全国的に評価されている野菜なのだそう。
まとめ
れんこんと一口に言っても、産地によって食感などの特徴が違うことがわかりました。
また、日本一の生産量を誇る茨城県は、霞ヶ浦の周辺で、日本で生産されるれんこんの半分を作っていることがわかりました。
れんこん栽培に適した湿地があることが、生産量が多いポイントなのかもしれませんね。
地域ごとに違うれんこんを食べ比べてみたくなりました。
以上、れんこんが美味しい産地や、生産量の順位や特徴をまとめてみました。
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