ほうれん草は他の野菜に比べて比較的育てやすい野菜のひとつと言われています。
さらに場所を必要とする土耕栽培に比べて、簡単でメリットも多い水耕栽培でほうれん草を栽培すると、早ければ半月程度で美味しい、栄養価の高いほうれん草を収穫することが可能となるでしょう。
良い事だらけの水耕栽培+ほうれん草ですが、ひとつだけ発芽にだけは注意する必要があります。
その発芽のコツと水耕栽培のメリットなどについて説明していきます。
水耕栽培のメリット!
水耕栽培は土耕に比べて、メリットがたくさんあります。
1番のメリットはその手軽さにあるでしょう。
水耕栽培は土を多く必要としません。
その為、畑のように大きな土地がなくても、マンションのベランダや屋内でも栽培が可能となります。
また、栄養が野菜に行き渡りやすく、大きく成長し、栄養価の高いものを収穫することできます。
デメリットは、水耕栽培に電気代や設備費用(水や容器など)が掛かることでしょう。
ほうれん草の発芽のコツ
ほうれん草の発芽率は他の野菜に比べると低いと言えるでしょう。
土耕栽培の場合は、水を含んだ布などでくるみ、一晩置いて発芽を促したりします。
そうしたことから、水耕栽培のときにそのまま水に浸してしまう人がいたりしますが、これは間違いです。
発芽に必要なのは「水」と「空気」です。
完全に種を水没させると空気が足りずに発芽することが出来ません。
発芽はスポンジなどを利用すると良いでしょう。
水を含ませたスポンジに切れ目をいれ、種がすこしだけ出ている状態にします。
温度を20度前後に保っていると、5~10日程度で発芽すると言われています。
種やスポンジの様子をみながら、発芽するのを待ちましょう。
発芽したら後はほとんど失敗しない?
発芽したら、水耕栽培の容器に、少しの培養土と一緒に種を植えます。
培養土は苗を支える為に必要といわれており、水耕栽培用のキットなどでは一緒に付属していると思います。
あとは適宜水を替えながら、ほうれん草が大きく育つのを待つだけです。
追肥も土での栽培に比べて、水耕栽培では栄養の吸収率が高いので、量は少なめで十分でしょう。
日照時間や水換えなどに気をつけていれば、およそ半月~1ヶ月程度で収穫できるようになっているでしょう。
※上げ直し
こいつらの成長だけが楽しみだ……!!!#水耕栽培#ほうれん草#小松菜 pic.twitter.com/o8bjkOlTLJ
— なるせ (@mutch_san) 2017年4月15日
まとめ
ほうれん草を水耕栽培するときに気をつけるのは「発芽」です。
発芽さえうまくいけば、後はほとんど問題なく美味しいほうれん草を大量に収穫できることでしょう。
ぜひ、この発芽方法を覚えて、美味しいほうれん草を育てましょう!
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