下茹でするためにさっと熱湯をくぐらせる程度だったり、スープにするために長時間煮たりと、様々な調理法のあるモロヘイヤですが、茹で時間によって栄養はどう変わるのでしょうか?
また、モロヘイヤを保存するのに賞味期限はどのくらいなのでしょう。
調べてまとめてみました。
茹でても変化しない成分は?
βカロテンは、水溶性ではないため茹でてもほとんど変化しないそう。
高い抗酸化作用があり、アンチエイジング効果が期待されるβカロテンが失われないのは、嬉しいですね。
しかし同様に、モロヘイヤに含まれるシュウ酸は不溶性なので、取り除くことができないのだとか。
シュウ酸は、結石の原因となる物質とされ、できることなら取り除きたい成分です。
結石の心配がある方には、ちょっと残念な結果となりました。
βカロテンを含む緑黄色野菜は抗酸化作用が高く、体内ではビタミンAとして肌の再生を促します。
(モロヘイヤ、かぼちゃ、ブロッコリー、にんじん、にら、など)— く~る (@CoolBeautyJp) 2017年11月2日
茹でると変化する成分は?
美肌効果や免疫力アップ効果の期待されるビタミンCは、たくさん摂りたいもの。
ところが、水溶性であるビタミンCは、茹でる時間が長いほど減少するのだそう。
その一方で、茹でることによって硝酸を取り除くことができるといわれています。
硝酸は発がん性があると言われており、摂取したくない成分です。
茹で時間が長いほど、硝酸は取り除かれるのだそう。
長い時間茹でることで硝酸を取り除き、ビタミンCは別の食べ物から摂るようにするというのも、一つの方法かもしれませんね。
保存の賞味期限
茹でたモロヘイヤを保存したときの賞味期限は、どのくらいでしょうか?
冷蔵保存で約2~3日、冷凍保存で約1ヶ月といわれています。
冷凍保存する際には、急速冷凍、急速解凍したほうが、栄養がこわれにくいそうです。
まとめ
モロヘイヤには、茹でても変化しない成分と、茹でると変化する成分があります。
βカロテンは茹でても変化しないため、特に気にする必要はないでしょう。
シュウ酸についても茹でても変化しないので、結石の不安があるかたは、取り除けないのだということを留意する必要があります。
ビタミンCでの美白効果を期待される方は、茹でる時間が長いほど、失われてしまうことを覚えておきましょう。
硝酸は茹で時間が長いほど取り除くことができるので、気になる方は茹で時間を長くすると良いかもしれません。
茹でたモロヘイヤは、冷蔵保存で2~3日、冷凍保存で1ヶ月もちます。
以上、モロヘイヤの茹で時間による栄養の変化や、保存の賞味期限について、調べてまとめてみました。
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