モロヘイヤには、ほうれん草などの野菜と同様に、あくが含まれます。
あくの正体はシュウ酸や硝酸といい、結石の原因になったり、発がん作用があるといわれています。
ほうれん草の場合のように、下茹でをしてあく抜きをしてあげれば、シュウ酸や硝酸を減らすことができるのでしょうか?
どうやってあく抜きすればよいのでしょうか?
調べてまとめてみました。
モロヘイヤに含まれるシュウ酸は不溶性!?
実は、モロヘイヤに含まれるシュウ酸は不溶性ですので、下茹でしてもほとんど含有量が変わらないという研究結果があります。
ほうれん草に含まれるシュウ酸は水溶性なので、下茹でしてあげると大部分を取り除くことができます。
シュウ酸はモロヘイヤの葉の部分に多く含まれるそうです。
カルシウムの吸収を阻害するといわれるシュウ酸は、残念ながら下茹ででは取り除くことができません。
しかし、モロヘイヤに含まれるシュウ酸の量は、ほうれん草ほど多くありません。
結石の不安があったり、離乳食として与えるような場合を除いては、それほど気にしなくてもよいのかもしれません。
また、シュウ酸が含まれるため食べすぎるのは禁物です。
適量を食べるようにしましょう。
硝酸は下茹でで減らせる?
一方で、硝酸は茹で時間が長いほど減らすことができるという報告があります。
茹でることでビタミンCも同じように減ってしまいますが、硝酸も同時に減らすことができます。
モロヘイヤの下茹での方法
- まず、モロヘイヤの葉と茎を分けます。
- 茎は1分、葉は20秒ずつ熱湯で茹でます。
たったこれだけで、下茹でが完了します。
まとめ
モロヘイヤに含まれるシュウ酸は不溶性ですので、下茹でしても取り除くことはできません。
しかし、モロヘイヤに含まれるシュウ酸はほうれん草ほど多くありませんので、結石の心配や、離乳食として与えるのでなければ、気にする必要はないのかもしれません。
食べすぎにも注意してほどほどにしましょう。
硝酸については、茹でることで取り除くことができますので、下茹ですること自体には意味があります。
モロヘイヤの下茹では、葉は20秒、茎は1分熱湯で茹でましょう。
以上、モロヘイヤのあく抜きの方法について、調べてまとめてみました。
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