茹でて食べることが多いほうれん草ですが、茹でるときに何か入れますか?

塩?砂糖?何も入れない?

入れる場合、入れるもので違いはあるのでしょうか?

調べてみましょう。

ほうれん草 茹でる 塩 砂糖

ほうれん草を茹でるときに塩を入れる?

ほうれん草の茹で方を調べてみると、塩を入れる/入れない両方の茹で方がありました。

まず、塩を入れて茹でると、ほうれん草に多く含まれているクロロフィル(葉緑素)の分子が塩のナトリウムイオンで安定し、酸化酵素の発生を抑え、ほうれん草の変色と栄養成分が流れ出るのを防いでくれます。

さらに、ほうれん草にほんのりと塩味がつくことで、ほうれん草の持つうまみが引き立ちます。

それでは塩を入れない理由はなんでしょう?

塩を入れて茹でると「シュウ酸」が抜けにくくなり、ほうれん草の中に残りやすくなったてしまうからだそうです。

ほうれん草のシュウ酸は結石を作る原因の一つと言われていますが、それは毎日大量に食べ続けた場合にリスクが高くなるということなので、そんなに神経質になる必要はないと思いますが、気になる方は塩を入れないほうがいいかもしれないですね。

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ほうれん草ゆでるときに砂糖を入れる?

あまり聞きなれませんが、ほうれん草を茹でるときに砂糖を入れる方もいらっしゃいました。

こちらも調べてみると、砂糖を入れると塩を入れる場合の逆で「シュウ酸」が抜けやすくなるからだそうです。

えぐみ(アク)の元のシュウ酸が抜けることで、あとから足す調味料がよくしみこむようになり、食べやすくなりますね。

ただし、砂糖を入れすぎると甘いほうれん草になってしまいますので、入れ過ぎには注意してください。

まとめ

ほうれん草を茹でるときに、塩を入れる/入れない/砂糖を入れる/何も入れない、といろいろな方法があることがわかりました。

塩か砂糖か、入れるか入れないかに絶対の決まりはないようです。

共通していることはたっぷりのお湯で茹でることです。

皆さんも決まった茹で方にこだわらず、その都度茹で方変えてみてもいいと思います。

無農薬や有機栽培で育ったあくの強そうなほうれん草を茹でるときは砂糖を入れるとか、ご家庭でどこにポイントを置くかで決めてみてはいかがでしょうか?

もちろん、この前は塩だったから、今日は砂糖、次回は何も入れないなんていう方法もいいと思います。

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