玉ねぎは栄養素も多く、様々な料理に用いることができる万能野菜です。
ご家庭でも欠かすことの出来ない野菜だと思います。
そんな玉ねぎを家庭で栽培していると玉ねぎ苗や葉が倒れてくる事があるのですが、その理由について説明していきます。
玉ねぎの苗が倒れる理由
玉ねぎの苗を植え付ける際、根に近い白い部分が土に埋まるようにします。
この時に浅く植えてしまうとちょっとした風ですぐに苗が倒れてしまいます。
玉ねぎは意外と根が浅いので、植え付けが浅いと株が育つほどに苗が倒れやすくなるので注意して下さい。
玉ねぎの苗をホームセンター等で購入した束の苗をばらした場合、根が露出した状態になっています。
この露出した根を植え付ける時にきちんと土の中に入れてあげることもポイントです。
根が土の外に出てしまっているとうまく根付かず生育不良になり倒れやすくなります。
玉ねぎの苗を植え付ける時は指で根が入るくらい穴をあけてから、根を土の中に入れて、適切な深さまで苗を穴に入れて、調節しながら土を寄せて押さえます。
また、玉ねぎの苗を植え付けた後、寒さが本格化してくると、地域によっては霜が降りるようになってきます。
苗の状態の玉ねぎは霜に当たることで葉を痛めることがあります。
地面に霜柱が立つことにより、根が浮き上がって倒れることもあります。
そんな場合は株元をマルチフィルムで覆うのが良いです。
植え付け時前に黒マルチを被せておくのも良いですし、プランターで育てている場合、株元にもみ殻や藁を敷くことで霜避けになります。
玉ねぎの葉が倒れる理由
収穫期が近付くと玉ねぎの葉は自然と倒れます。
これは球が肥大することで、葉の軸の中が空洞化して弱くなるためです。
軸の中が空洞化して弱くなったところに、風が吹いたりすると簡単に倒れます。
収穫時が近付いた時に、風に倒れた葉は玉ねぎの自然現象なので特に何もする必要はありません。
葉が倒れてもまだ球は大きくなっているので、倒れたからといってすぐに収穫することはなく、全体の8割が倒れてから1週間後が収穫の目安となります。
まとめ
玉ねぎを家庭菜園で育てていると、玉ねぎは土の浅いところで生育しているの様々な理由で、苗や葉が倒れてしまいます。
基本的には直してあげて下さい。
ただし、収穫間近の場合はこの限りではありません。
十分育つのを待って収穫しましょう。
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