普通のほうれん草の根元の部分は、赤から赤紫っぽい色をしています。
この部分も食べられて、甘くおいしいのと栄養があるそうです。
この部分の栄養素は鉄分、マンガンが多く含まれています。
普通のほうれん草はいわゆるあくが強いために食べるときは必ず茹でないと、えぐみといっていがらっぽい味がします。
あくのないほうれん草ということで、サラダほうれん草が開発され、これは生でも食べられます。
サラダほうれん草は、土壌のシュウ酸を取り込まないように水耕栽培します。
サラダほうれん草の根元は、赤くないのが多いそうです。
また、根元の赤い部分とは別に、根元から葉に至るまでの茎全体が赤紫から紫の品種のほうれん草があります。
葉自体は緑色だが、葉柄から葉脈まで赤紫色を呈しています。
この紫のほうれん草は、サラダほうれん草の一種で、赤軸ほうれん草または赤茎ほうれん草と呼ばれています。
赤軸ほうれん草も水耕栽培され、生で食することが出来ます。
紫のほうれん草の栄養
紫のほうれん草を赤軸ほうれん草と呼ぶが、赤軸ほうれん草は、鉄分、マンガン、カリウム、それにポリフェノールの一種のアントシアニンを多く含んでいます。
鉄分、マンガンは骨の形成に必要な要素といわれています。
カリウムは、細胞の浸透圧の調整や酸とアルカリの平衡維持や筋肉の収縮や神経細胞の刺激伝達に関与しているとされています。
体に溜まった毒素や老廃物を排出させるデトックス効果を有し、過剰なナトリウムを排出して、体内のミネラルのバランスを保つ働きをするそうです。
カリウムは調理により失われることが多いので、生で食べられる赤軸ほうれん草は重宝ですね。
ポリフェノールの一種のアントシアニンには 強い抗酸化力があり、活性酸素を抑制する効果により細胞膜を守る働き、および免疫力を向上させる働きを有し、動脈硬化などの生活習慣病の予防や改善の効果が期待されています。
アントシアニンは、さらに眼球内の毛細血管を強くする働きを有しているといわれています。
まとめ
紫のほうれん草である赤軸ほうれん草は、生食用で、ベビーリーフとして知られています。
若いうちに収穫されたものが甘くおいしいので、若い葉が多く市場に供給されています。
成長したものは硬くなる傾向で、茹でたり、炒めたりして調理してからすると食するのがすすめられているそうです。
色の赤さが濃くなるほど甘味が増すそうです。
冬場の産であるため栄養分が多いとされています。
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