玉ねぎの収穫時期に収穫してみたら、芯が固い玉ねぎばかり収穫してしまったということはありませんか?

それはとう立ちが原因です。

なぜとう立ちが起こるのか、その原因と対策、予防についてご紹介します。

玉ねぎ 収穫時期 とう立ち 原因 対策 予防

とう立ちの原因

とう立ちとは花の蕾が上がって来る状態のことをいいます。

花が咲いてしまうと、球が太らず硬い部分ができてしまいます。

なぜとう立ちが起こってしまうのでしょうか。

苗が大きい

玉ねぎの苗が大きいととう立ちする可能性が高くなります。

玉ねぎは、ある程度大きい状態で寒さに触れ続けると、花芽を分化させるという特徴があります。

そのため、最初から大きいと、とう立ちする確率が高くなるのです。

植え付け時期が早い

植え付け時期が早いと、早く大きく育ってしまいます。

苗が大きいという原因と同じように、花芽の分化条件に当てはまってしまうので、とう立ちする確率が高くなるのです。

水や肥料不足

水や肥料が不足すると、養分が必要なときに摂取することができずに、花芽がつくことがあります。

良い苗であってもとう立ちになるかのうせいがあるので、水分や肥料は大切です。

気温

冬に急に暖かくなってくると、玉ねぎが育ってとう立ちすることがあります。

また、春に入って玉ねぎが大きくなったときに寒い気候が続くととう立ちすることがあります。

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とう立ちの対策と予防

とう立ちした玉ねぎは芯は固いですが、芯を取り除けば食べれます。

しかし日持ちはしませんので、せっかくならちゃんとした玉ねぎを収穫したいですよね。

そこでとう立ちの対策と予防についてご紹介します。

良い苗を選ぶ

大きすぎず小さすぎない苗を選ぶことが大切です。

根以外の長さが20㎝~30㎝くらいが良いでしょう。

重さは4g~5gで、太さが5mm~6mmくらいが良いです。

大きいととう立ちすることがあるので注意が必要です。

種まきの時期を守る

種まき、もしくは苗を植えるには必ず適正時期というものがあります。

適正時期を守らずに早めに種をまいてしまうと、早く大きく育ちすぎてとう立ちの原因になります。

超極早生や晩生など種や苗の種類によって、時期が異なりますので必ず確認しましょう。

水や肥料の量を守る

水や肥料の不足はとう立ちに繋がります。

土が乾燥していないか、冬になったら特に毎日チェックするようにしましょう。

また肥料が多いと早く玉ねぎが育ってしまい、とう立ちの原因となってしまいます。

肥料の量も気を付けるようにしましょう。

まとめ

とう立ちになるのは、基本的に早く玉ねぎが育ってしまうことが原因であるということがわかりました。

早く玉ねぎが育つには色々原因があるので、全てを制限するのは難しいかもしれませんが、少しでもたくさんおいしい玉ねぎを栽培できるように頑張ってみましょう。

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