暑い季節には、自然と食べたくなる「なす」。
実はナスの皮の色には、 嬉しい秘密が隠されているんです。
今回は、ナスに含まれる栄養成分について、まとめてみます。
ナスの色に隠された栄養成分とは?
ナスといえば「 秋茄子は嫁に食わすな」という言葉がある程、加熱するとやわらかく、美味しいお野菜のひとつです。
ナスは夏野菜のひとつで、体を冷やすという、暑い季節には嬉しい効果もあると言われていますが、逆に「栄養がない野菜」とのイメージを持っている方も、多いようです。
実はナスの美しい紫色の皮には、隠された栄養があり、その成分がすごいと言われています。
ナスの皮には、ポリフェノールの一種で、アントシアニン系の色素であるナスニンと呼ばれる成分が、あの鮮やかな紫色を作っています。
ちなみにアントシアニンは、ナス以外にもブルーベリーやクランベリー、紫サツマイモなどにも含まれており、どれも綺麗な色をしていますよね。
ナスは皮を剥いてしまうと、クリーム色をしたスポンジのような果肉が詰まっていますが、実の部分にアントシアニンは含まれておらず、水分や鉄分、カルシウムやビタミンなどの成分で主に出来ています。
こう考えると果肉以外にも、栄養が多く含まれている皮を捨ててしまうなんて、とてももったいないことをしていた事がわかりますね。
更にこのアントシアニンには、抗酸化作用があると言われているため、様々な生活習慣病など、多くの病気の予防に効果があると期待されています。
ただ水に溶けやすい性質があるため、ナスを茹でることにより、水の中に溶け出してしまうと言われています。
ナスの皮に含まれる栄養素を効率良く摂るためには、調理法を工夫することもポイントです。
ナスの栄養を効率よく摂りたい!
ナスは油を吸いやすいこともあり、油との相性が抜群に良いため、天ぷらや炒めものなどにすると、栄養も極力逃がさず美味しく食べることが出来ます。
ナスには、米ナスや長ナス、小ナスといった様々な種類があります。
種類によっても適している調理法が変わるため、購入する際はどんな種類のナスが売り場に置いてあるのか、色々見てみるのも楽しいですね。
ただ旬の時期以外、特に冬場などにナスを食べる場合、体を冷やしてしまう効果があるため、お腹が弱いと下痢になったり、腹痛を起こしやすいとも言われています。
成分は変わりませんが、旬の時期(7~9月)に食べる方が、ナスの皮に含まれる栄養を効率よく摂取出来るようなので、是非暑い夏にはナスの力で乗り切りたいものです。
まとめ
今回は、ナスに含まれる栄養成分をまとめてみましたが、意外にも果肉だけではなく、皮の方にも栄養が含まれているなんて驚きですね。
もしナスを調理する際は、皮をキレイに洗ってから、そのまま剥かずに食べてみて下さいね!
美味しく食べて、病気の予防まで出来ると言われているので、一石二鳥ですよ。
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