わさびには、沢わさび(水わさび、谷わさび)と、畑わさび(葉わさび、花わさび)があります。
沢わさび、畑わさびは、もとは同じわさびですが、栽培方法が違います。
「沢わさび」は、水につけて栽培されたもので根茎の部分が肥大します。
その肥大した部分を収穫し、すりおろして食べます。
認知度は、こちらのわさびの方が高いと思います。
「畑わさび」は、文字通り畑で栽培されるもので、茎根部分は肥大しません。
主に葉と茎の部分を収穫し食べます。
今回は、沢わさびの茎と葉についてです。
沢わさびについて
沢わさびの部位
一番下の部分に、「ひげ根」と呼ばれる、もじゃもじゃとした細根、太根があります。
その上に茎根があり、この部分がすりおろして食べられる部分です。
そして茎根の上に、茎、葉があります。
ひげ根は、ほとんど廃棄されて生わさびの茎根についたまま売られることは無いようです。
また茎と葉も、流通されることは少なく、店頭などで見かけることも少ないそうです。
茎根は葉に近い上の方が、香りが強めで辛味が弱く、根に近い下の方が香りが弱めで辛味が強めだそうです。
沢わさびの栄養
沢わさびに最も多く含まれているのは、ビタミンCで、果物の中で最もビタミンCを含んでいると言われるキウイフルーツよりも多く含んでいます。
その他にも多くのビタミン類、カルシウム、カリウムなどのミネラルも含まれています。
特に注目されるのは、アリルイソチオシアネートという辛味成分です。
強い殺菌作用が期待でき、香りは食欲を増進させ体内に入れば消化を促す働きなどをします。
沢わさびの葉と茎の食べ方
沢わさびの茎は、おひたし、しょうゆ漬けが一般的な食べ方です。
葉は天ぷらにするのが、おすすめです。
刻んでサラダやパスタに入れたりするのも美味しいそうですが、繊維質が多いのでおひたしには向かないようです。
濃い緑色でハートの形をしている沢わさびの葉は、お刺身などの敷物に使うこともあるようです。
春先に咲く沢わさびの小さな花も食べることができます。
まとめ
沢わさびは、葉、茎、茎根、ひげ根、どの部分も辛味があります。
ひげ根は香りは弱いけれど一番辛い部位だと言われています。
しかし、ひげ根は洗っても土色が抜けきらないので見目が悪く、食べても筋っぽいそうですが、しゅうゆ漬けにして食べられることもあるようです。
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